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たてもんめぐり
主に関西の建築や有名建築家の建物を紹介するブログです。

たてもんめぐり 京都: 2008年11月アーカイブ

所在地:京都市左京区   設計:大谷幸夫/大谷研究室    竣工 1966年。



この荒々しく、未完成っぽい感じが非常にカッコいいです。
宝が池のほとりに建つ日本で最初の本格的国際会議場です。

設計は、「大谷幸夫」さん。丹下健三の片腕として活躍された方で当時のコンペ
(公開競技設計)応募数195点の中から採用されました。

それまでの公共建築は、西洋の影響を受けた宮廷様式の建物が多かったので
日本的デザインをどう現代に取り入れればよいのかがキーワードになった時代です。


京都国際会館 1



京都国際会館 2



京都国際会館 3



京都国際会館 4



京都国際会館 5



京都国際会館 6



京都国際会館 7



京都国際会館 8



「合掌作り」をイメージしているということで、とても複雑な形をしてますが、
そう言われると合掌作りが重なって台形のように見えるような気がします。

この建物の一番凄いところは、「柱が真っ直ぐ」と概念を吹き飛ばしたところです。
4枚目とか最後の写真を見てもらってわかるように全部斜めです。

ちょっと中に入れる雰囲気でなかったのでやめましたが、レストランには行っても
いいようなので機会があれば行って見たいです。

先日、BSの丹下健三の特集番組で大谷さんが元気な姿でインタビューに
応えられていてお元気そうで何よりでした。


       
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所在地:京都市中京区  設計:辰野金吾吉田鉄郎 他   竣工 1902~1926年。



四条烏丸~三条通りにかけての1㌔四方程の間に、沢山のレンガ建築が残っています。
西洋に追いつけ・追い越せと頑張っていた明治時代の象徴ともいえます。

ところがレンガ建築は、空襲や地震の多い日本には適さないと判断されて見る見るうちに
消えていったのです。

この界隈は、そんなレンガ建築が補修・復元され、再生されているものが多いです。
さて、貴方は何番の建物が好きですか?(笑)


旧北国銀行京都支店

①旧北国銀行京都支店   設計:辰野・片岡建築事務所    1916年


   
第一勧銀京都支店

②第一勧銀京都支店     設計:辰野・葛西建築事務所    1906年


中京郵便局

③中京郵便局          設計:吉井茂則            1902年


   
京都文化博物館別館

④京都文化博物館別館    設計:辰野金吾+長野宇平治   1906年

   
京都中央電話局

⑤京都中央電話局(現新風館)     設計:吉田鉄郎       1926年


この時代の赤レンガ建築は、建築家「辰野金吾」の手にかかっているものが多いです。
辰野さんと言えば、一番有名な赤レンガ建築は、何と言っても「東京駅」です。

「旅情」というものが赤レンガにマッチして、ノスタルジックな空気が蘇ってきますね。
そういう意味で、京都のレンガ建築も貴重な遺産なのです。

"第一勧銀"や"文化博物館"なども、綺麗に改修されましたし、新風館も真新しくなって
いいのですが、私は個人的に①の北国銀行がこじんまりしていて好きです。


          
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所在地:京都府福知山市   設計:川崎清/川崎清+環境・建築研究所   竣工 1992年。

    
60回目にして初めての、福知山市建築です(笑)
大江山の中腹にある、鬼にまつわる文化を学ぶ博物館と交流ホールです。

設計は、「川崎清」さん(京都大学名誉教授)です。1970年の大阪万博では、
万国博美術館(後の国立国際美術館)を設計するなど関西では大御所の建築家です。

鬼の頭の形の外観に、入口には日本全国の瓦屋さんの共同作業だという巨大鬼瓦。
建物自体は、とてもユニークなものです(笑)


鬼の交流館 1

    
鬼の交流館 2

    
鬼の交流館 3

    
鬼の交流館 4

   
鬼の交流館 5

   
鬼の交流館 6

   
鬼の交流館 7


平成12年には、天皇陛下が訪問された施設です。そのくらい鬼にまつわる施設というのは
珍しいものなのだと思います。

中には、沢山の鬼瓦が展示されています。著名な方が作った鬼瓦も展示してあり、
あの建築家の竹山聖さんが作ったものもありました。ちょっと意外だったので笑えました(~_~)

5枚目と6枚目の写真が後に増築された研修施設で、こちらも川崎さんの設計です。
木と打ちっ放しをうまく使ったこっちの建物の方が、私は好きです(笑)


     
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所在地:京都府舞鶴市   設計:若林広幸/若林広幸建築研究所   竣工 1993年。

    
舞鶴で若林広幸さんの建物を発見しました。
何度か近くを通ったことはありますが、ずっとパチンコ屋さんだと思ってました。

地上7階建ての駐車場です。恐らく近くの商店街の為のものだと思われます。
もうコメントの必要はありません。ポストモダンの駐車場建築、とくとご覧あれ(笑)


マイコム 1


マイコム 2


マイコム 3


マイコム 4


マイコム 5


マイコム 6


マイコム 7

・・・・・。よくわかりませんが、凄い造形です。
誰にも真似することはできません。天才だと思います。凡人には理解できません。

93年、地元の都市デザイン賞に輝いています。立地を考えると竣工当時は、
市街地や商店街の核だったのではないかと思います。

現在は錆びれた雰囲気です。派手な造形を見ると何だか夢の跡を見たような気分になりました。
この建物に限らず、全国に沢山あるポストモダン建築全てにかかわる問題です。


     
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