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たてもんめぐり
主に関西の建築や有名建築家の建物を紹介するブログです。

たてもんめぐり 京都: 2008年3月アーカイブ

所在地:京都市中京区   設計:みかんぐみ   竣工 2006年。



建築家という職業は、60~70代でもバリバリの現役で、30~40代はまだ子供みたいなものです。
妹島さんや隈さんで50代。これくらいを、ちょうど脂が乗り切ってる世代というんでしょうか。

今回は、「みかんぐみ」(加茂紀和子、曽我部昌史、竹内昌義、M・タルディッツ)の紹介です。
40代の若手建築家ユニットで、首都圏を中心にジリジリと注目を浴びてきている次世代建築家です。

そんな、みかんぐみの作品を京都で見つけました。
辰野金吾が設計した「京都文化博物館」の前に建てられた仮設のカフェです。



ソボロ1 



ソボロ2



ソボロ3



ソボロ4



ソボロ5



白いテーブル状の型が、屋根・テーブル・椅子の順に小さくなっていってるのがとても面白いです。
ただ、白いが故に錆やペンキの剥がれがとても目立ちました。せっかく一等地に建ってるんだから
その辺のメンテとかはしっかりして欲しいと思いました。

「プレミアムホットドック」という響きにそそられましたが、ボックス内の店員さんのやる気のなさが
伝わってきて買う気がなくなりました(笑)

平日の寒い日だったので、ここは多めに見て。休日は、賑わっていることを期待します。
仮設の可動式だけにいつまであるかわかりませんが、建物的には、見る価値がありました。



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所在地:京都市下京区   設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所   竣工 2004年。



妹島和世さんが今一番ホットな女性建築家なら、男性ならこの方「隈研吾」さんです。
バブル期は、ポストモダン派として激しい装飾で世間の目を釘付けにした人ですが、
近年は素材の良さを生かす斬新さが脚光を浴び、日本で一番忙しい建築家かも知れません。

隈さんは「負ける建築」(予算や条件に打ち勝たない)というのが持論です。
あらゆる逆境も味方にして独創性を生み出すところが「隈流」であり、人気の原点なのです。

まさにそんな隈さんを待っていたかのようなビル再生事業です。
昭和13年竣工の旧丸紅ビルは、「烏丸通りの核」として見事にリノベーションされました。



cocon烏丸1



cocon烏丸2



cocon烏丸3



cocon烏丸4



cocon烏丸5



「過去と現在(古今)、2つの重なりを表現したかった」ということで、できるだけ既存ビルを生かし、
低層部に雲をイメージした緑のプリントフイルムを挟み込んだガラスの壁面を採用しています。

このビルを初めて見た時の第一印象は、「うわ~、イマイチ」でした。
「緑の雲=京都の歴史との融合」もピンとこないし、どうもデザインが・・・と思ってましたが、
最近何だかどんどん街になじんできて、とってもよく見えるようになってきました。

これって隈マジック???。いつの間にか、このビル好きになりました(笑)
確かに外観には、賛否両論ありそうですが中は落ち着いていてとてもいい感じです。

「アクタス」などのインテリアショップに、カフェや映画館。オフィス棟には京都のFM「α-station」
もあり、ここはまさに京都の情報発信地でもあります。

世界でも活躍する隈研吾さんですが、残念ながら関西には作品が少ないです。
今ノリにノッている隈さんから、今後も目が離せそうにありません。



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所在地:京都市伏見区   設計:高松伸/高松伸建築設計事務所   竣工 1983年。



この建物なしに高松伸は語れないという、「伝説の歯医者」です。
ARKという名は、「ノアの箱舟」のことらしいです。大洪水から家族を救ったとされる「箱舟」と
オーバーラップさせてるんでしょうか。

確かにちょっとやそっとじゃ壊れそうにもありません(笑)。何ともユニークな外観です。
大絶賛か???か。やはりこの建物も何か世界に向けてメッセージを発信してるんでしょうか。



ARK1



ARK2



ARK3



ARK4



ARK5



個人的には全く理解できない建物なのですが、80年代前半はそれまでの建物の常識に疑念を
持った建築家が、新たな表現の可能性に挑戦を始めた時代でした。

良しも悪しもその先駆者の1人が高松さんだったことには、間違いはありません。
あの穴の中は一体どうなってるんでしょうね。宇宙人の虫歯治療でもしてるんでしょうか??

高松さんは、島根県出身で京都大学の教授です。山陰や京都には、目を丸くさせるような
驚きの建築がありますので、又たくさん探しに行きたいと思います。



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