主に関西地方の建築物や有名建築家の建物を紹介するブログです。

「京都府」の建築物

★No.160  「虎屋菓寮 京都店」

所在地:京都市上京区  設計:内藤廣/内藤廣建築設計事務所   竣工 2009年。

  
ひとまず京都建築もここまでということで、最後は京都御所西側にある銘菓「とらや」の
喫茶店で「内藤廣」さんの設計です。パッと見ただけで、何とも気品のある建物です。
内藤さんは多くのとらやのショップを手掛けられています。

              
とらや菓寮 1



とらや菓寮  2



とらや菓寮 3



とらや菓寮 4



とらや菓寮 5



とらや菓寮 6



とらや菓寮 7



とらや菓寮 8



とらや菓寮 9



とらや菓寮 10

 
木を上品に使った趣のある空間です。白いモザイクタイルや水に面した縁側も超お洒落です。
写真はありませんが、店内の天井格子が見事でした。真夏だったので、ゆっくりお茶でもしようと
思いましたが、カキ氷1杯1500円くらいだったので足早に去りました。

思えば、建物見学代だと思って行けば良かった・・・と今でも大変後悔しています(汗)


                                 
※建築主・建物管理者の方々へ

現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持っていただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
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★No.159  「丸東第15ビル」

所在地:京都市東山区  設計:若林広幸/若林広幸建築研究所  竣工 1990年。


白昼の祇園で見つけた若林建築で、見ての通りのロケット(宇宙船??)です。
飲食店街並ぶ路地裏の、「うなぎの寝床」のような細長い敷地にそびえ立っています(驚)

                 
丸東15ビル 1



丸東15ビル  2



丸東15ビル 3



丸東15ビル 4



丸東15ビル 5

 
もう言葉もありません・・・脱帽です。高松さんも凄いけど、やっぱり若林さんって凄い(笑)
どうしても気になる若林建築、引き続き調査です。9作続いた京都建築は次でラストにして、
その次は兵庫で10件いきます!


                            
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★No.158  「京都クラフトセンター」

所在地:京都市東山区  設計:槇文彦/槇総合計画事務所  竣工 1981年。


祇園にある京都の工芸品を販売するショップ&ギャラリーで、「槇文彦」さんが京都で初めて
設計をした建物です。四条通りに面しているため、アーケードを歩いているとわかりにくいです。
もう30年も経つ建物ですが、「時代には流されていない」そんな感じです。

                
京都クラフトセンター 1



京都クラフトセンター  2



京都クラフトセンター 3



京都クラフトセンター 4



京都クラフトセンター 5



京都クラフトセンター 6



京都クラフトセンター 7



京都クラフトセンター 8



京都クラフトセンター 9

 
工芸品の工房は、2008年1月で終了しました。一時期バリケードが張ってあり、
取り壊されると思っていましたが、現在はホテルとして新たなスタートをきっているようです。

立地もいいし、槇建築も無事に残ったということで良かったです。かなりハイクラスのホテルの
ようなので参考までにリンクを張っておきます。


                                 
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★No.157  「京都アクアリーナ」

所在地:京都市右京区  設計:仙田満團紀彦建築設計事務所JV  竣工 2002年。


西京極総合運動公園内にある世界基準のプールとスケートリンクを備えた運動施設で、
仙田満さんと團紀彦さんの共同設計です。

空豆のような形状の建物が地中に埋まっている感じで、近くまでいかないと全体の様子を
知ることができません。宇宙船が不時着したようにも見えます。

              
京都アクアリーナ 1


   
京都アクアリーナ  2


   
京都アクアリーナ 3


   
京都アクアリーナ 4


   
京都アクアリーナ 5


   
京都アクアリーナ 6


   
京都アクアリーナ 7


   
京都アクアリーナ 8


   
京都アクアリーナ 9


   
京都アクアリーナ 10

    
普段はプールがメインだと思いますが、冬に見に行ったのでスケートリンク場になっていました。
中から見ると曲線がとても誇張されて見えます。外は建物を取り巻くように全面緑化されているので、
季節がよくなると格好の憩いの場になってることでしょう。


                            
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★No.156  「北山コンドミニアム」

所在地:京都市北区  設計:シーラカンスアンドアソシエイツ  竣工 1987年。


北山シリーズも最終です。ぐっと西に戻って最後は80年代後半のデザイナーズマンションで
「シーラカンス」の設計です。シーラカンスは元々6名で設立された建築ユニットで、現在はそれぞれが
分岐し、CAt・CAn・K&Hといった表記で活動をしています。

この建物はシーラカンス初期のもので、当時の気鋭若手建築家の作品ということになります。
コンクリート打ち放しにタイルなどが時代を物語っています。

              
北山コンドミニアム 1



北山コンドミニアム  2



北山コンドミニアム 3



北山コンドミニアム 4



北山コンドミニアム 5
北山コンドミニアム 6



北山コンドミニアム 7



北山コンドミニアム 8



北山コンドミニアム 9



北山コンドミニアム 10

 
ガラスブロックにパンチングメタルなども当時の流行素材だったかもしれません。
その後のシーラカンスの活躍は言うまでもなく、特に学校建築では、日本を代表する建築家集団です。
不動産屋さんのHPで、内部の写真発見しました。ご参考までにリンク貼らせていただきます。


                            
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★No.155  「北山INGS'23」

所在地:京都市北区  設計:高松伸/高松伸建築設計事務所  竣工 1987年。


北山通りをさらに東へ。「高松伸」さん設計の商業施設です。
V字型のファサードが強烈なインパクトです。この建物の向かい側には、「SYNTAX」という
高松建築を代表する有名ロボット建築がありましたが残念ながら取り壊されてしまいました。

   
北山INGS'23 1



北山INGS'23  2



北山INGS'23 3



北山INGS'23 4



北山INGS'23 5



北山INGS'23 6



北山INGS'23 7



北山INGS'23 8

 
V字の裏側は大きな吹抜になっています。上部がトップライトになってますが建物が北側に
建っているせいか、とても暗い印象です。
上層部のデザインもかなりのインパクトで独特ですね。高松色が溢れています。


                                
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★No.154  「B-Lock 北山」

所在地:京都市北区  設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所  竣工 1990年。


北山通りの商業施設です。以前紹介した高瀬川沿いの「TIMES」と同様に、
90年代の京都を代表する安藤忠雄設計のコンクリート+ブロック建築ではないでしょうか。
そういえば「B-LOCK神楽岡」にも似ています。2つ足して2で割ったような感じです(笑)

   
B-LOCK 北山 1



B-LOCK 北山  2



B-LOCK 北山 3



B-LOCK 北山 4



B-LOCK 北山 5



B-LOCK 北山 6



B-LOCK 北山 7



B-LOCK 北山 8



B-LOCK 北山 9



B-LOCK 北山 10

  
アラフォー世代の京都の若者スポットといえば、やはりこの建物周辺ですね。
昔は高級でとても敷居の高い建物のように思えましたが、今は全くそんなことありません。 

上にいくほど狭くなっていく階段というのは、何となく上まで登ってみたくなりますよね。
そういう心理的な部分がなかなか面白いと思いました。


                                 
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★No.153  「WEEK」

所在地:京都市北区  設計:高松伸/高松伸建築設計事務所  竣工 1986年。


北山通りをどんどんに東へ。次は、「高松伸」さん設計の商業施設です。
全盛期の高松さんを彷彿させるロボット建築です。建築時は田んぼの真ん中に建っていて
インパクトがあったようですが、今は表側からは見えない部分も多いようです。

                
week 1


   
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バブル世代には、懐かしさもひとしおです。青いペンキが塗られた部分は昔は赤色だったとか。
店舗としての稼働率は低く、店舗は全て撤退したという噂も聞きましたがどうなんでしょう??

商業建築は、時代の映し絵。その命ははかないものです。


                            
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★No.152  「Tree's」

所在地:京都市北区  設計:妹尾正治/妹尾正治建築事務所  竣工 1986年。
  
しばらく、京都特集でいきましょう。北山通りにある商業施設で、設計は「妹尾正治」さんです。
コンクリートブロック調の外観で、内部の回遊する感じが、安藤建築を思わせます。

              
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80年代後半の古い建物ですが、結構いい風合いですし店舗の稼働率も高くてお客さんも
結構いました。北山通りのメインよりも少し西側に外れているので、比較的買い物しやすい
のかも知れません。


                            
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★No.151  「京都宝が池プリンスホテル」

所在地:京都市左京区  設計:村野藤吾/村野・森建築事務所  竣工 1986年。


4年目に突入の「たてもんめぐり」です。本年もよろしくお願いします。
さて、昨年(特に後半)の更新の滞り具合を振り返り、何が良くなかったのかと考えて見ると、
どうも「一生懸命書こうとし過ぎてた」という結論に達します。

私は建築の専門化ではないので、いろいろ調べて文章を書くよりも小気味良く写真を使って
紹介していくスタイルの方が正しいと思います。今年は、更新度最優先でいきます!

新年1作目は、村野藤吾設計の「京都宝が池プリンスホテル」です。
村野氏の遺作としても有名で、円形ドーナツ状の外観に角を落とした曲線が特徴的な建築です。

              
宝が池プリンスホテル 1


   
宝が池プリンスホテル  2


   
宝が池プリンスホテル 3


   
宝が池プリンスホテル 4


   
宝が池プリンスホテル 5


   
宝が池プリンスホテル 6


   
宝が池プリンスホテル 7


   
宝が池プリンスホテル 8


   
宝が池プリンスホテル 9


   
宝が池プリンスホテル 10

 
現在は、「グランドプリンスホテル京都」という名称で、プリンスホテルの格上グレードに
位置づけられています。こんな感じでよろしくお願いします。


                            
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★No.130  「平等院宝物館・鳳翔館」

所在地:京都府宇治市  設計:栗生明+栗生総合計画事務所  竣工 2001年。

     
10円玉で有名な平等院鳳凰堂の南側に建つ宝物館で、「栗生明」さんの設計です。
平等院の景観に配慮し施設の大半が地下にあり、高さを抑えて周囲と一体化しています。

確かに近づいて行っても、建物に全然気づかない存在感の無さが印象的でした。
こちらで数々紹介してきた栗生さんの建築らしいランドスケープとの一体感や、直線的で
シャープな建物が静寂感をさらに引き立たせます。

      
平等院鳳翔館 1



平等院鳳翔館 2



平等院鳳翔館 3



平等院鳳翔館 4



平等院鳳翔館 5



平等院鳳翔館 6



平等院鳳翔館 7



平等院鳳翔館 8


地盤のレベル差をうまく利用して地下に美術品を保存しています。地下がこの建物の入口で
1・2枚目の写真が1階で出口です。出口を出て初めて建物の全貌を知ることになります。

暗い地下の展示室から地上に登る時に目に飛び込む庭園がドラマチックです。
晴れなら魅力は倍増といったところですが、真冬の閉館前・・・時間を選べって感じです(汗)

庭園が紅葉で色付く秋が特にキレイなようです。アルミやガラスの素材に映り込む景色は
さらに幻想的な雰囲気にさせてくれるようです。リベンジは絶対に秋晴れにということで。

            
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★No.129  「京阪宇治駅」

所在地:京都府宇治市  設計:若林広幸/若林広幸建築研究所  竣工 1995年。

   
京阪電車の宇治駅で「若林広幸」さんの設計です。昔雑誌を見て「かっこええ~」と思った
記憶があります。当時トレンドのコンクリートでアーチがいくつも重なった不思議な空間です。
今思えば確かに写真映えする建物だと思いました(笑)

外観も正面から見ると普通なのですが、側面に回るとプラットホームに向かって連続した
アーチがあり、かなり異色の匂いを醸し出しています。

    
京阪宇治駅 1



京阪宇治駅 2



京阪宇治駅 3



京阪宇治駅 4



京阪宇治駅 5



京阪宇治駅 6



京阪宇治駅 7



京阪宇治駅 8 

   
コンコースに入っても円形の連続で未来的な空間です。宇治という歴史ある町にどんな駅が
似合うのかいうのは、京都駅の話と同じで保守的にするか街の玄関なので斬新にするかは
賛否両論真っ二つに分かれるんでしょうね。

京阪電車は、延伸した中之島線4駅に天然木をふんだんに使った駅舎を作り平成21年に
グッドデザイン賞を受賞しています。実はこれが2度目の受賞で、13年前にこの宇治駅が
私鉄の駅として日本で初めてグッドデザイン賞を受賞しているのです(驚)

グッドデザイン賞ってやはり、「時代を映し出す」鏡ですね(笑)


                
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★No.122  「弥栄町国保病院 医師住宅」

所在地:京都府京丹後市  設計:若林広幸/若林広幸建築研究所  竣工 不明。


続いても京丹後市からで、これはかなりのマイナー建築です・・・が見たことある方には
相当インパクトの強い建物だと思います。

旧弥栄町の街中から少し外れた高台に建つ「医師住宅と看護婦寮」です。
車を運転していても「あれ、何?」と思わせる建物ですが、私も初めて近づいて見てきました。

設計はあの「若林広幸」さんで、竣工年も不明ですが若林さん全盛の時代の頃だろうと
想像はつくので、恐らく1990年~1995年くらいではないかと推測します。

  
弥栄病院 医師住宅 1


   
弥栄病院 医師住宅 2


   
弥栄病院 医師住宅 3


   
弥栄病院 医師住宅 4


   
弥栄病院 医師住宅 5


    
弥栄病院 医師住宅 6


    
弥栄病院 医師住宅 7


一見イタリアにありそうな豪華ホテルのようです。立派な医療従事者を田舎に迎え入れる
ためには、いい住まいを提供することが必要な時代だったのでは・・・と想像がつきます。

当時は、フィリップ・スタルク「アサヒビール吾妻橋ビル」やアルド・ロッシ「ホテル イル・パラッツォ」など
外国人設計者のバブリー建築が全盛の時代でした。

この建物も同じような臭いがしたのでひょっとして「外国人の設計?」とも思いましたが、
そこはさすが若林さん!当時流行の壷はキッチリ押さえられてます。

この住宅の他現在の弥栄病院の方にも若林さんが設計された部分があります。
京都は若林建築の宝庫ですね!こんなところで会えるとは思っても見なかったです(笑)


                    
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★No.121  「宇川温泉 よし野の里」

所在地:京都府京丹後市   設計:象設計集団(ぞうせっけいしゅうだん)  竣工 2001年。

     
あけましておめでとうございます。「たてもんめぐり 3年目」に突入いたしました。
少し間隔が空いてしまいましたが、本年も「年60作」目指して頑張りたいと思います。

新年は、久しぶりに「北近畿ローカル建築」からいきたいと思います。
京都府北端(旧丹後町)にある日帰り温泉と宿泊施設で「象設計集団」の設計です。

海を望む高台にあり、木を多用した漁師町を思わせる落ち着いた外観はさすがという感じです。
何といっても浴室からの眺望が美しいです。(写真はありませんが・・・)
まだ行ったことない方は、是非一度行ってみて下さい。オススメです。

        
宇川温泉 よし野の里 1


   
宇川温泉 よし野の里 2


   
宇川温泉 よし野の里 3


   
宇川温泉 よし野の里 4


   
宇川温泉 よし野の里 5


   
宇川温泉 よし野の里 6


   
宇川温泉 よし野の里 7


   
宇川温泉 よし野の里 8


    
宇川温泉 よし野の里 9

   
「自然木づくし」の温泉で、とてもリッチな気分が味わえます。浴室は海側と山側の2種類が
あり、海側は沈む夕日を眺めることもできます。

「風景に馴染む形でありながら個性的なところ」に象設計集団の建築らしさが滲み出ています。
個人的にはここで紹介した「神鍋湯の森 ゆとろぎ」よりもこっちの方が断然好きです(笑)

私も2回しか行ったことないのですが、いずれも日帰り。隣にある宿泊施設もいい感じです。
一度は泊まってみたいのですが、「近そうで遠い」のが丹後ですよね・・・・
宿泊されたことのある方おられたら、ぜひ感想聞かせてください!!


                   
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★No.120  「京料理 魚棚」

所在地:京都市中京区   設計:永山祐子/永山祐子建築設計  竣工 2007年。

修学旅行の生徒さんで賑わう観光商店街「新京極」から少し路地を入ったところにある
割烹料理店で、ルイヴィトン京都大丸店で紹介した新進女性建築家「永山祐子」さんが
ファサード設計をされています。

4階建てテナントビルの1~2階にあるカーテンのようは意匠が永山さんが手掛けたもの
だと思われます。鎖と言うのか、金属メッシュと言うほうがよいのか硬質な素材を使いながら、
とても柔らかい印象で、京料理店らしい「幽玄の美」といった感じです。

     
魚棚 1



魚棚 2



魚棚 3



魚棚 4



魚棚 5



魚棚 6



魚棚 7


この鎖、近くで見れば見るほど不思議な感じです。あまりジロジロ見てると怪しいので・・・(笑)
足早に帰りました。人通りも多く雑然としたロケーションなのですが、この「金属カーテン」が
都会の喧騒、雑踏を見事に打ち消していると言った感じです。

このお店は元々卸売市場で鮮魚仲卸商をされてたそうで、品のよい素材で新しい京料理を
リーズナブルに提供されているなので、今度はお客さんとしてこのお店の夜の雰囲気を
味わってみたいと思いました。

永山さん最近雑誌などでもよく見かけるようになってきました。もう売れっ子ですね。
中村拓志さん、藤本壮介さん、石上純也さん辺りと新時代を作っていくのではないでしょうか。

                
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★No.119  「京都造形芸術大学 至誠館」

所在地:京都市左京区   設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所   竣工 2008年。


白川通りに面した京都造形芸術大学の新校舎で「隈研吾」さんの設計です。
敷地全体が急な斜面になっていて、大学の顔ともいえる大階段を上ると右側に見えてきます。

1階がピロティになっている為、建物は宙に浮いた「黒い船」といった感じです。
そして芸大ということも意識してるのか、ブランドショップのような多面体の斬新なフォルムです。

隈さんと言えば「繊細で軽やかなルーバー」という印象ですが、この建物のルーバーは石で
できています。これっていいのかな?悪いのかな??・・・かなり微妙(笑)

    
至誠館 1



至誠館 2



至誠館 3



至誠館 4



至誠館 5



至誠館 6



至誠館 7



至誠館 8

  
階段に突き刺さったような大きな木が印象的です。そして屋上に登るとさすが高台!!
京都の眺望を独り占めできるとても気持ちのいい庭園です。

主に講義室と食堂からある校舎ですが、学園祭の準備時期のようで学生さんも多く
大きな創作物を作っておられたのであまり中まで見ることができませんでした。
しかし廊下や食堂の照明など簡素ながら、かわいいものが沢山ありました。

やはり普通の大学にない個性的な校舎で、隈さんの設計が似合ってるという気がします。
ただ、あの石のルーバーは・・・無くてもいいような気がしました(汗)

            
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★No.94  「スプリングスひよし」

所在地:京都府南丹市  設計:團紀彦/團紀彦建築設計事務所  竣工 1999年。


南丹市の日吉ダムの直下にある、文化交流と健康増進を目的とした複合施設です。

白を基調とした建物は、川を挟んで手前がレストランや特産品の販売所、そして対岸が
温泉やプール・体育館などのスポーツ施設になっていてその2つをつなぐブリッジも
ケーブルが橋の下に潜りこんだ面白い構造です。

設計は、「團紀彦」(だんのりひこ)さんです。槇文彦研究室の出身で、地形との一体感を
考えた大型建築の設計が多く、アジアでも活躍する国際的建築家であります。

    
スプリングスひよし 1



スプリングスひよし 2



スプリングスひよし 3



スプリングスひよし 4



スプリングスひよし 5



スプリングスひよし 6

    
ダムを眼前にした芝生広場や、円形の回遊歩道など景観との一体感が素晴らしいです。
「ダム」と言われると余り人が近寄り難く、遠くからに見るようなイメージですがそんなことを
全く感じさせない雰囲気です。

天気の悪い日だったのもあり、汚れやクラックが気になりました。まだ竣工して10年なのにな~
山中の環境も厳しいのかもしれませんが、白い建物の維持やメンテは本当に難しそう・・・
でもまた見に来たい建物です。遠くはないので、晴れの日にリベンジです!!

團さんは、このような土木的要素も含めたビッグスケールのものが多いです。
海との一体感のあるものも多いので、今度はそんなものも紹介できたらと思います。


             
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★No.93  「トタンとレストランとガソリンスタンド」

所在地:京都府亀岡市  設計:出江寛/出江建築事務所  竣工 1994年。

     
「ガレリアかめおか」から少し京都寄り、国道9号線沿いにある筒状の建物です。

全く名前のまんまで、レストランとガソリンスタンドがトタンの様な素材(ガルバリウム鋼板)で
出来ていて、ダンボールを何本も巻いたような面白い形です。

設計は「出江寛」さんで、「ホテル・リバティ」と流れと同じように素材の良さを生かした
ストレートな表現力が楽しめる建物です。

     
トタンとレストランとガソリンスタンド 1



トタンとレストランとガソリンスタンド 2



トタンとレストランとガソリンスタンド 3



トタンとレストランとガソリンスタンド 4



トタンとレストランとガソリンスタンド 5



トタンとレストランとガソリンスタンド 6

  
現在レストランは中華料理店になっています。この写真を撮ったのはもう2年くらい前で
地元建築として早く紹介したかったのですが、レストランだけ撮ってカソリンスタンドまでが
この建物の一部だと気が付くのが遅く、ようやく1枚目を加えることができました(汗)

次に出江さんの建物を紹介する時は、真骨頂の数奇屋建築方向へいきたかったのですが
ちょっとまだ私もお目にかかれません・・・もう少しお時間下さい。

webで調べてみると、この建物の内装は紫を基調とした出江ワールドが印象的だとか。
それはそれでとても気になりますね。あと筒の屋根を上から見て見たい(笑)


          
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★No.92  「ガレリアかめおか」

所在地:京都府亀岡市   設計:池原義郎/池原義郎・建築設計事務所   竣工 1999年。


亀岡市にある生涯学習施設です。道の駅も併設され、図書館、喫茶、イベントホール、
大浴場にチャペル、もう何だってあります(笑)

設計は、「池原義郎」さんです。私の知る限りでは、西武ドームやプリンスホテルなど
西武系の建築が多く、公共建築でも比較的インパクトの強い作品が多い建築家です。

この建物も横に長いガラスの大きな吹き抜けが特徴的で、バブル期の巨大ガラス建築
東京国際フォーラム」をぐっと小さくしたような雰囲気です。

  
ガレリアかめおか 1



ガレリアかめおか 2



ガレリアかめおか 3



ガレリアかめおか 4



ガレリアかめおか 5



ガレリアかめおか 6



ガレリアかめおか 7

        
見学に行った日も、図書館へ向かう学生や陶芸教室に向かう婦人、それに首から
タオルをかけて大浴場に向かうおじさんなど多種多様な人で活気にあふれてました。

私の町には、生涯学習施設がないのでこんな綺麗な施設がとてもうらやましいです。
ただ道の駅を含めたくさんの機能が集約され過ぎて、駐車場がいつも一杯です(笑)
もう少し何とかならないのでしょうか・・・

京都駅の設計コンペなどにも参加された池原さんですが、関西には作品が少ないです。
どこかでまた見つけたら紹介したいと思います。

 
      
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★No.91  「京都府立 陶板名画の庭」

所在地:京都市左京区  設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所   竣工 1994年。

       
世界の名画を陶板に転写して展示している屋外美術館で、安藤忠雄の設計です。
建物は半地下状態になっていて、歩くことが面白くなる多彩な空間になっています。

緩やかなスロープや展望台・流れる水の音なども心地よく、こういった屋外での美術鑑賞
というのも結構いいものだと思います。

北山通りに面したアクセスのいい場所で、入場料は何と100円!!
世界の数々の名画と安藤建築のコラボ。晴天の日であれば魅力はさらに倍増です(笑)

          
陶板名画の庭 1



陶板名画の庭 2



陶板名画の庭 3



陶板名画の庭 4



陶板名画の庭 5



陶板名画の庭 6



陶板名画の庭 7



陶板名画の庭 8



陶板名画の庭 9


中央に大きく鎮座するミケランジェロの「最後の審判」は、バチカンの礼拝堂にある原版と
ほぼ同じ大きさのレプリカだそうで、かなりデカイです。

隣が植物園ということもあり、建物から見える木の借景も良さそうです。
私が見にいったのは真冬の2月。通りに面するテラスも余りの寒さに閑古鳥でした。

この建物を見に行ってから、安藤建築は晴れの日しか見に行かないと決めました!!
曇りの日に撮った安藤建築の写真・・・どうしましょう(汗)

           
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★No.88  「ファラオ」

所在地:京都市南区   設計:高松伸/高松伸建築設計事務所   竣工 1984年。

         
「伝説の歯科医院」ARKに続く、京都市内にある高松伸設計の歯科医院第2弾です。
交差点の角に建っていて、とにかく凄いインパクトで一目ですぐに高松建築だとわかります。

敷地付近の交通量がとても多く、事故も頻繁に起こる交差点であるということから
騒音や事故から生活環境を守るということが第一の設計条件だったそうです。

それを過剰なまでに強化したと高松さんのHPに書いてありました。
ここまで要塞のように頑丈になれば、もう槍が降ってきても大丈夫そうですね(笑)

   
ファラオ 1



ファラオ 2



ファラオ 3



ファラオ 4



ファラオ 5



ファラオ 6

   
・・・・すごい建物ですね(汗)3本の塔と潜水艦のような丸窓が強烈なインパクトです。
あの丸窓は開くんでしょうか?接合部もかなりの大きさで、ひょっとしたら開かないのかも。

3本の塔は、光によって静寂を際立たせる為に開発した意匠以外の何者でもないと
高松さんのHPに書いてあります。ちょっと今では考えられない感覚ですね。

この3年後に「キリンプラザ大阪」が竣工します。
こうやって強烈な個性を発揮しながら高松伸は、時の人へとなっていくのです。

     
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★No.85  「俵屋」

所在地:京都市中京区   設計:吉村順三/吉村順三設計事務所   竣工 1958・65年。

       
1704年の創業から300年続く京都に現存する最古の旅館で、国の有形文化財です。
数多くの国賓なども泊まったことのある格式高い旅館です。

1958年と65年の増築時に、「吉村順三」さんが設計されています。
アントニン・レーモンドの弟子として日本の伝統とモダニズムの融合を図った大建築家で、
古建築や戦後の住宅建築の第一人者として有名です。

外からの見学では、どの部分に係わられているのか知ることができませんが
目の前に写る表情だけで、その格式の高さが伝わってきます。

   
俵屋 1



俵屋 2



俵屋 3



俵屋 4



俵屋 5


webで実際に泊まった方の掲載などを見ると、意外に敷地一杯に客間があって
坪庭が点在してたり、屋上庭園もあるそうです。う~ん、とても気になります。

宿泊料金は、2名宿泊の場合サービス料込みで1泊65000円前後だそうです。
・・・・完全に中を見るのは諦めました(笑)

現在は、中村外二工務店さん(数奇屋建築では実績ナンバー1でしょう)が
毎年手入れをされているそうです。メンテナンスも超A級です。

吉村さんの代表作品「軽井沢の山荘」は、建築関係なら誰もが知る建物でしょう。
中村好文さんをはじめたくさんのお弟子さんに、吉村イズムは受け継がれています。

        
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★No.84  「京都タワー」

所在地:京都市下京区   設計:山田守/山田守建築事務所   竣工 1964年。


ご存知京都タワーです。寺社仏閣を除けば京都で一番印象深い建物ではないでしょうか。
海のない京都を灯台のように照らす、又本願寺が近いことからロウソクの火を絶やさない・・・
色々言われますが、本当のことは知りません。

設計は、「山田守」さんです。戦前戦後を駆け抜けた建築家で、逓信省(交通・通信を
所管する官庁)の技官として、主に電話局や郵便局の設計が多い建築家でもあります。

この当時は各地で展望タワーが作られましたが、高層ビルの上にタワーが付いたものは
おそらく京都タワーだけだと思います。


京都タワー 1



京都タワー 2



京都タワー 3



京都タワー 4



京都タワー 5



京都タワー 6



京都タワー 7


現在は100円ショップなども入り少しサビれた感があるのですが、観光物産販売や
ホテル、展望塔を合わせた複合施設として京都の繁栄に大きく貢献してきました。
でも何故か京都市民に愛されていないと思うのは私だけでしょうか(汗)

山田さんは、実は赤と白のカラーリングにはしたくなかったそうです。
ところが当時の鉄塔に関する法律で、航空機がぶつからないように赤と白の縞模様に
しないといけなかったのです。

それではせっかくのデザインが台無しになるということで、アンテナのてっぺんから
赤白赤白・・・と不規則ながら結果的に縞模様にしたそうです。

さすが建築家!と思わせる執念ですね。お役人も舌を巻いたことでしょう(笑)

                     
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★No.64  「京都会館」

所在地:京都市左京区  設計:前川國男/前川國男建築設計事務所  竣工 1960年。

  
平安神宮前にある2つのホールと会議場などを収容した複合施設です。
今年で48年目の建物ですが、現在でも第一ホールは、府内で唯一2,000席を
持つ大型ホールでアーティストのコンサート会場としても有名です。

設計は、「前川國男」さんです。ル・コルビジェの弟子であり丹下健三や木村俊彦の
師匠にあたる昭和を代表するモダニズム建築家です。

     
京都会館 1


   
京都会館 2


   
京都会館 3


   
京都会館 4


   
京都会館 5


   
京都会館 6


   
京都会館 7

    
粗い打ち放しのコンクリートが使われてますが、それほど重厚な感じがしません。
コンクリートへの細かい装飾を見ているとむしろ寺社仏閣といった感じです。

大型建築でありながら、周囲の景観を損なわない。そんな存在感が京都という地で
今も大切に使われている原点なのかもしれません。

前川さんはこのような会館や美術館の設計が多く、日本の現代建築を築いた巨匠ですが、
残念ながら老朽化が進み解体される建物も多いです。

このコーナーで少しでも拾っていけたらいいなと思っております。

      
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★No.62  「国立京都国際会館」

所在地:京都市左京区   設計:大谷幸夫/大谷研究室    竣工 1966年。

    
この荒々しく、未完成っぽい感じが非常にカッコいいです。
宝が池のほとりに建つ日本で最初の本格的国際会議場です。

設計は、「大谷幸夫」さん。丹下健三の片腕として活躍された方で当時のコンペ
(公開競技設計)応募数195点の中から採用されました。

それまでの公共建築は、西洋の影響を受けた宮廷様式の建物が多かったので
日本的デザインをどう現代に取り入れればよいのかがキーワードになった時代です。

      
京都国際会館 1



京都国際会館 2



京都国際会館 3



京都国際会館 4



京都国際会館 5



京都国際会館 6



京都国際会館 7



京都国際会館 8

     
「合掌作り」をイメージしているということで、とても複雑な形をしてますが、
そう言われると合掌作りが重なって台形のように見えるような気がします。

この建物の一番凄いところは、「柱が真っ直ぐ」と概念を吹き飛ばしたところです。
4枚目とか最後の写真を見てもらってわかるように全部斜めです。

ちょっと中に入れる雰囲気でなかったのでやめましたが、レストランには行っても
いいようなので機会があれば行って見たいです。

先日、BSの丹下健三の特集番組で大谷さんが元気な姿でインタビューに
応えられていてお元気そうで何よりでした。

             
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★No.61  「烏丸のレンガ建築」

所在地:京都市中京区  設計:辰野金吾吉田鉄郎 他   竣工 1902~1926年。

   
四条烏丸~三条通りにかけての1㌔四方程の間に、沢山のレンガ建築が残っています。
西洋に追いつけ・追い越せと頑張っていた明治時代の象徴ともいえます。

ところがレンガ建築は、空襲や地震の多い日本には適さないと判断されて見る見るうちに
消えていったのです。

この界隈は、そんなレンガ建築が補修・復元され、再生されているものが多いです。
さて、貴方は何番の建物が好きですか?(笑)

   
旧北国銀行京都支店

①旧北国銀行京都支店   設計:辰野・片岡建築事務所    1916年


   
第一勧銀京都支店

②第一勧銀京都支店     設計:辰野・葛西建築事務所    1906年


中京郵便局

③中京郵便局          設計:吉井茂則            1902年


   
京都文化博物館別館

④京都文化博物館別館    設計:辰野金吾+長野宇平治   1906年

   
京都中央電話局

⑤京都中央電話局(現新風館)     設計:吉田鉄郎       1926年

   
この時代の赤レンガ建築は、建築家「辰野金吾」の手にかかっているものが多いです。
辰野さんと言えば、一番有名な赤レンガ建築は、何と言っても「東京駅」です。

「旅情」というものが赤レンガにマッチして、ノスタルジックな空気が蘇ってきますね。
そういう意味で、京都のレンガ建築も貴重な遺産なのです。

"第一勧銀"や"文化博物館"なども、綺麗に改修されましたし、新風館も真新しくなって
いいのですが、私は個人的に①の北国銀行がこじんまりしていて好きです。

                
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★No.60  「日本の鬼の交流博物館」

所在地:京都府福知山市   設計:川崎清/川崎清+環境・建築研究所   竣工 1992年。

      
60回目にして初めての、福知山市建築です(笑)
大江山の中腹にある、鬼にまつわる文化を学ぶ博物館と交流ホールです。

設計は、「川崎清」さん(京都大学名誉教授)です。1970年の大阪万博では、
万国博美術館(後の国立国際美術館)を設計するなど関西では大御所の建築家です。

鬼の頭の形の外観に、入口には日本全国の瓦屋さんの共同作業だという巨大鬼瓦。
建物自体は、とてもユニークなものです(笑)

     
鬼の交流館 1

    
鬼の交流館 2

    
鬼の交流館 3

    
鬼の交流館 4

   
鬼の交流館 5

   
鬼の交流館 6

   
鬼の交流館 7

    
平成12年には、天皇陛下が訪問された施設です。そのくらい鬼にまつわる施設というのは
珍しいものなのだと思います。

中には、沢山の鬼瓦が展示されています。著名な方が作った鬼瓦も展示してあり、
あの建築家の竹山聖さんが作ったものもありました。ちょっと意外だったので笑えました(~_~)

5枚目と6枚目の写真が後に増築された研修施設で、こちらも川崎さんの設計です。
木と打ちっ放しをうまく使ったこっちの建物の方が、私は好きです(笑)

           
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★No.59  「マイコム」

所在地:京都府舞鶴市   設計:若林広幸/若林広幸建築研究所   竣工 1993年。

    
舞鶴で若林広幸さんの建物を発見しました。
何度か近くを通ったことはありますが、ずっとパチンコ屋さんだと思ってました。

地上7階建ての駐車場です。恐らく近くの商店街の為のものだと思われます。
もうコメントの必要はありません。ポストモダンの駐車場建築、とくとご覧あれ(笑)

    
マイコム 1


マイコム 2


マイコム 3


マイコム 4


マイコム 5


マイコム 6


マイコム 7

 
・・・・・。よくわかりませんが、凄い造形です。
誰にも真似することはできません。天才だと思います。凡人には理解できません。

93年、地元の都市デザイン賞に輝いています。立地を考えると竣工当時は、
市街地や商店街の核だったのではないかと思います。

現在は錆びれた雰囲気です。派手な造形を見ると何だか夢の跡を見たような気分になりました。
この建物に限らず、全国に沢山あるポストモダン建築全てにかかわる問題です。


 
              
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★No.49  「細見美術館」

所在地:京都市左京区   設計:大江匡/プランテック総合計画事務所   竣工 1998年。

   
京都岡崎にある、日本の古美術を中心とした私立美術館です。

設計は「大江匡」さんで、京都の町屋をモチーフにした建物です。小さな美術館に見えますが、
地下が大きく掘り下げられたサンクンガーデンになっていて、正直ビックリしました。

私もこんなお洒落なところだとは知りませんでした。建築通の方で(いや、建築通でなくても)
まだ行ったことない方にはオススメいたします(笑)

   
細見美術館 1


     
細見美術館 2


     
細見美術館 3


     
細見美術館 4


     
細見美術館 5


     
細見美術館 6


     
細見美術館 7

   
地上3階、地下2階の大きな吹き抜けになっていて、中庭、カフェレストラン、屋上庭園、
茶室、ミュージアムショップなどの憩いの空間になっています。

赤茶色に塗られた左官塗りが美しいです。個人的には安藤仕様のコンクリート美術館より、
こっちの方が好きかなあ(笑)

洗練されたビル作りが得意だと思っていた大江さんの作品だけに、改めてこの方が
「凄い建築家」であるということを再認識させられました。


      
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★No.48  「LOUIS VUITTON  京都大丸店」

所在地:京都市下京区  設計:永山祐子/永山祐子建築設計  竣工 2004年。

     
またしても旬な若手女性建築家、「永山祐子」さんの紹介です。

以前紹介した乾久美子さんと同じく、青木淳事務所出身の建築家です。
今やルイヴィトン設計は、「青木王国」なのでしょうか(笑)

四条通の大丸前にあるルイヴィトンのファサード設計です。昼間はあまりにも凄い人と
交通量なので夜間に写真を撮ってきました。

    
ルイヴィトン京都1


     
ルイヴィトン京都2


     
ルイヴィトン京都3


     
ルイヴィトン京都4


     
ルイヴィトン京都5


     
ルイヴィトン京都6

    
一見派手そうに見えて、とても京都らしさを意識してるなと思います。歩きながら見ると、
白と黒の移り変わる表情がとても綺麗で、正面から見るとそれは縦格子のようにも見えます。

永山さんはまだ30代前半(だったと思う)の建築家ですが、コンペでの受賞も多くこの建物を
始めとして個人住宅や茶室なども設計されマルチな才能を発揮されています。

特に都心住宅「丘のある家」は、屋上を山のような白い屋根で囲い光と影の効果を使って、
空を囲いながら奥行きを出すという渾身の住宅設計です。

まだ知名度は低いですが、必ずブレイクする建築家の1人です。

           
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★No.45  「顔の家」

所在地:京都市中京区  設計:山下和正/山下和正建築研究所  竣工 1974年。

     
この建物は、京都市内にあるとてもユニークな住宅です。
私も雑誌やwebでは知ってましたが、一度この目で見たかった知る人ぞ知る建物です。

その名の通り、「顔の家」です。丸窓が目、入口が口、ベランダが右耳、鼻の穴は覗いてみると
空洞でした。鼻は飾りのようであまり機能的な意味はなさそうです。

設計は、「山下和正」さん。申し訳ありませんが全然知りませんでした。
しかし、この方1976年に日本建築学会賞を受賞している大御所建築家でありました・・・

   
顔の家1



顔の家2



顔の家3



顔の家4



顔の家5

   
基本的にお遊び建築だと思うのですが、レトロな雰囲気がたっぷりのいい建物だと思います。
1階は、デザイン事務所のようです。仕事場としてインパクトもあっていいんじゃないでしょうか。

昔からの佇まいの残る通りの真ん中に、突然こういうモノが現れるのが京都の面白いところです。
この顔は、一体誰をイメージして作られたのでしょう。外人?日本人?それとも建築主??・・・

誰がご存知の方がいらっしゃったら、是非教えて下さい(笑)


      
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★No.44  「B-Lock神楽岡」

所在地:京都市左京区  設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所   竣工 1988年。

     
次は、安藤忠雄の小建築です。左京区の京大近くにあるマンションです。
全体がコンクリートブロックで造られ、四角い箱の前に円弧の壁が建っています。

以前紹介した「TIMES」と同じく京都の安藤建築には、コンクリートブロックの建物が多いです。
何故なんでしょう??・・・打ちっ放しより京都の街並みにあっているのかなあ。

     
B-Lock神楽岡1



B-Lock神楽岡2



B-Lock神楽岡3



B-Lock神楽岡4



B-Lock神楽岡5

     
おそらく賃貸のマンションで学生さんが住んでると思うのですが、事務所やアトリエに使うのも
いい建物だと思いました・・・安藤建築にオフィス、いいですね~(笑)

2枚目の写真のお地蔵さんをかわして造られたファサードは、よく出来てるなと思いました。
京都の人は、こういうの動かすという事をかなり敬遠しますからね。

88年竣工ということは、築20年ですか・・とてもそうは思わせない建物ですよ。


     
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★No.42  「Rooftecture オーラッシュ京都」

所在地:京都市西京区   設計:遠藤秀平/遠藤秀平建築研究所   竣工 2006年。

     
主に関西を中心に輸入車や中古車を販売している会社のショールームです。
設計は、今や大人気の建築家「遠藤秀平」さんです。

コルゲート鋼板(土木工事で水路やトンネルを造る時の製品)を巧みに使った建物が多く、
一言で言って「アート感覚の斬新な」作品が多いです。

オーラッシュの新店舗は全て遠藤さんの設計で、素材は同じなのですが店舗によって
それぞれ形が違うのでそれもまた面白いところです。

     
オーラッシュ1


     
オーラッシュ2


     
オーラッシュ3


     
オーラッシュ4


     
オーラッシュ5


クネクネと波打たせた曲線の屋根とガラスがとても明るい雰囲気を出しています。
何と言っても遠藤さんの建物は「見ていて楽しい」ですし、人気があるのもわかります。

こんな芸術家のような設計をする遠藤さんですが、意外に住宅や公共建築の設計も多く
今後も目が話せない存在です。

あと個人的な話ですが遠藤事務所の建築写真は、レベルが高いのでどなたが
撮影されているのかもとても興味があるところです(笑)

           
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★No.41  「ライフイン京都」

所在地:京都市西京区   設計:若林広幸/若林広幸建築研究所   竣工 1986年。

    
洛西の丘の上に2つ並んで建つ建物。国道9号線からも良く見えます。
私はずっとマンションだと思ってました。驚くことに実は老人ホームだったんですね。

設計は、京都が生んだ鬼才。知る人ぞ知る「若林広幸」さんです。
陶磁器メーカー「たち吉」の元デザイナーで、インテリア事務所を経営しながら我流で
建築を学んだという異色の経歴の持ち主です。

一言で言って、「派手な造形で自己主張の強い」建物が多く、特にバブル期の京都では
高松伸と並んで大絶賛された建築家です。

この老人ホームは、若林氏のデビュー作です。
こんな老人ホームにお目にかかるのは、人生最初で最後になると思います(笑)

    
ライフイン京都1



ライフイン京都2



ライフイン京都3



ライフイン京都4



ライフイン京都5

    
中では、たくさんのお年寄りが生活されてるんでしょうか。ちょっと想像がつきません。
この建物には、「生のダイナリズム、前向きで積極的なイメージ」がデザインされているようです。

20数年前の老人ホームといえば、恐らく病院の延長線上のようなものしかなかったでしょう。
そういう意味では、けっこう斬新だったのかも知れません。
現在のアットホームな老人ホームとは全く考え方が違いますね。これも時代でしょうか。

そう言えば最近、若林さんのお名前を聞かなくなってきました。お元気されてるんでしょうか。
京都を中心に若林さんが全力で走り続けた軌跡を、これからも紹介できたらと思います。


     
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★No.34  「織陣」

所在地:京都市上京区   設計:高松伸/高松伸建築設計事務所   竣工 1981年。

    
京都御所近くの住宅街にある老舗の呉服問屋です。
最初の写真の食パンのような建物が表側、後の写真のロケットのような建物が裏側で
同じ敷地の中に全く違う建物が建つ異色の建築です。

表の食パンが1981年、赤丸ロケットが1986年の竣工ということでバブル期に輝いた
高松伸の表現力の変遷を知るにはベストな建物かも知れません。

周辺環境との圧倒的な違和感と、敷地内での一体感のなさに驚いてしまいます(笑)
恐らく、それも1つの狙いなんだろうとは思いますが・・・・

    
織陣1



織陣2



織陣3



織陣4



織陣5



織陣6

    
どこかで聞いたことがあるんですが、施主さんから「使い方は後から考えるから、君の建築を
作りたまえ!」と言われて作ったという話です。

凄い話ですね。高松さんも意気に感じて精一杯表現したのだと思います。そのパワフルさは、
建物を見るだけで十分に伝わってきます(笑)

高松伸のオリジナル性は、ここを出発点としてどんどん頭角をあらわしていきました。
あの赤丸ロケットの内部はどうなっているのか、とても気になります(^_^;)


    
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★No.27  「京都国立博物館 南門」

所在地:京都市東山区   設計:谷口吉生/谷口建築設計研究所  竣工 2001年。

     
京都国立博物館の百周年を記念して作られたエントランス兼カフェです。

設計は、「谷口吉生」さんです。あまり表舞台には出られませんが知る人ぞ知る名建築家です。
特に美術館建築においては、日本で第一人者の建築家ではないでしょうか。

その実力は、ニューヨーク近代美術館(MOMA)の設計でも発揮されています。
一言で言って「研ぎすまされた」建築が多く、玄人好みされる建築家の一人です。

     
京都国立博物館1



京都国立博物館2



京都国立博物館3



京都国立博物館4



京都国立博物館5



京都国立博物館6

    
薄いフラットな屋根に、差し込まれたような壁などシンプルで洗練されていてカッコいいです。
また、カフェから見る博物館の借景も美しいです。

谷口さんも私のお気に入り建築家の一人なのですが、今まで幾度となく近くまで行きながら
見たことがありませんでした。これが初めての見学となります。

博物館内では現在、新展示館とお土産屋さん(だったと思う)の工事が谷口さんの設計で
進行していました。完成は2011年だそうでこちらも楽しみです。

それから谷口さんは、丹下事務所出身の建築家としても有名です。
黒川、磯崎、槇、谷口・・・丹下の弟子はやはり大物ばかりが名を連ねています。

     
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★No.24  「京都コンサートホール」 

所在地:京都市左京区   設計:磯崎新/磯崎新アトリエ   竣工 1995年。

   
平安京建都1200年を記念して建設された、京都北山にあるコンサートホールです。
設計は、「磯崎新」さんです。丹下事務所出身の建築家で、黒川紀章と肩を並べる大御所です。

20代の時から天才と言われていた方で、その建築をどう説明したらよいのか難しいです。
少々やり過ぎっぽいですが、それを補って余りあるパワフルな建築が多いです。

なのでとても好き嫌いに分かれてしまうのですが、このコンサートホールは磯崎建築としては
随分おとなしい部類に入ると思います(笑)

   
京都コンサートホール1



京都コンサートホール2



京都コンサートホール3



京都コンサートホール4



京都コンサートホール5



京都コンサートホール6



京都コンサートホール7

    
外部のリズミカルな曲線と、円柱部分の床の模様が幾何学的で何か音楽と関係がありそうです。
それにしてもクラシックコンサート専用のホールとは、何とも贅沢です。

京都は、音楽イベントとなると京都会館のような施設しかなく、ここをもっと活かせないのかと
率直に思いました。それは、北山という土地が許さないんでしょうか(笑)

北山のこの界隈は、他にも名建築家の建物が目白押しですので、いつか北山建築特集を
やってみたいと思います。

私個人的には、磯崎さんの建築はあまりグッとこない・・・というかわからないです。
磯崎さんは今では海外中心に活動をされ、これから日本を支えていく若手建築家も
沢山育成している超有名建築家なのです。


     
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★No.22  「京都国立近代美術館」

所在地:京都市左京区   設計:槇文彦/槇総合計画事務所  竣工 1986年。


平安神宮の大鳥居横にある美術館です。岡崎周辺の環境に合った落ち着いた建物です。

設計は、「槇文彦」さんです。丹下事務所出身の建築家で、その作品はインパクトは
薄いものの装飾の少ないシンプルさが美しい建物が多いです。

代表作「スパイラル」は、日本を代表するポストモダン建築で、海外で建築を志す人の中で
知らない人はいないという世界的にも有名な建物です。
一見複雑そうですが、やはり気品のある建物で高松さん辺りとは対局だと思います(笑)

    
京都国立近代美術館1



京都国立近代美術館2



京都国立近代美術館3



京都国立近代美術館4



京都国立近代美術館5



京都国立近代美術館6

     
疎水に面したカフェは、いいロケーションでとても心地よさそうです。
又、4階の大きな窓からは、東山の景色を借景のように楽しむことができるようです。

どうも中の方が建築的には面白いようなのですが、美術に無知な私にとって1000円近い
入場料を払って見る勇気がありませんでした(笑)

この建物1つで槇さんを語るのは難しいのですが、わずか1人の建築家の都市計画で
35年掛け「代官山」を今のメジャーな土地したのはこの方の功績です。

又、更地になったニューヨークの世界貿易センター跡地に建つ新ビルの設計も槇さんです。
80歳になってもアトリエでバリバリ働いているという槇さんにまだまだ陰りはありません。



    
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★No.18  「ソーシャルデザインカフェ ソボロ」

所在地:京都市中京区     設計:みかんぐみ     竣工 2006年。

   
建築家というのは、60~70代でもバリバリ現役の職業です。
妹島さんや隈さんで50代。これくらいを脂が乗り切ってる世代というんでしょうか。

今回は、「みかんぐみ」(加茂紀和子、曽我部昌史、竹内昌義、M・タルディッツ)の紹介です。
40代の若手建築家ユニットで、主に首都圏で注目を浴びてきている次世代建築家です。

そんな、みかんぐみの作品を京都で見つけました。
辰野金吾が設計した「京都文化博物館」の前に建てられた仮設のカフェです。

  
ソボロ1 



ソボロ2



ソボロ3



ソボロ4



ソボロ5

  
白いテーブル状の型が、屋根・テーブル・椅子の順に小さくなっていってるのが面白いです。
ただ、白いが故に錆やペンキの剥がれが目立ちました。せっかく一等地に建ってるんだから
その辺のメンテとかはしっかりして欲しいと思いました。

「プレミアムホットドック」という響きにそそられましたが、ボックス内の店員さんのやる気の
なさが伝わってきて買う気がなくなりました(笑)

平日の寒い日だったので、ここは多めに見て。休日は、賑わっていることを期待します。
仮設の可動式だけにいつまであるかわかりませんが、建物的には、見る価値がありました。

           
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★No.17  「COCON KARASUMA」

所在地:京都市下京区   設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所   竣工 2004年。

    
妹島和世さんが今一番ホットな女性建築家なら、男性ならやはり「隈研吾」さんです。

バブル期は、ポストモダン派として激しい装飾で世間の目を釘付けにした人ですが、
近年は素材の良さを生かす斬新さが脚光を浴び、日本で一番忙しい建築家かも知れません。

隈さんは「負ける建築」(予算や条件に打ち勝たない)というのが持論です。
あらゆる逆境も味方にして独創性を生み出すところが「隈流」であり、人気の原点なのです。

まさにそんな隈さんを待っていたかのようなビル再生事業です。
昭和13年竣工の旧丸紅ビルは、「烏丸通りの核」として見事にリノベーションされました。

    
cocon烏丸1



cocon烏丸2



cocon烏丸3



cocon烏丸4



cocon烏丸5

   
「過去と現在(古今)、2つの重なりを表現したかった」ということで、既存ビルを生かし、
低層部に雲をイメージした緑のプリントフイルムを挟み込んだガラスの壁面を採用しています。

このビルを初めて見た時の第一印象は、「うわ~、イマイチ」でした。
「緑の雲=京都の歴史との融合」もピンとこないし、どうもデザインが・・・と思ってましたが、
最近何だかどんどん街になじんできて、とってもよく見えるようになってきました。

これって隈マジック???。いつの間にか、このビル好きになりました(笑)
確かに外観には、賛否両論ありそうですが中は落ち着いていてとてもいい感じです。

「アクタス」などのインテリアショップに、カフェや映画館。
オフィス棟には京都のFM「α-station」もあり、まさに京都の情報発信地でもあります。

世界でも活躍する隈研吾さんですが、残念ながら関西には作品が少ないです。
今ノリにノッている隈さんから、今後も目が離せそうにありません。


   
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★No.15  「ARK」

所在地:京都市伏見区   設計:高松伸/高松伸建築設計事務所   竣工 1983年。

    
この建物なしに高松伸は語れないという、「伝説の歯医者」です。
ARKという名は、「ノアの箱舟」のことらしいです。大洪水から家族を救ったとされる「箱舟」と
オーバーラップさせてるんでしょうか。

確かにちょっとやそっとじゃ壊れそうにもありません(笑)。何ともユニークな外観です。
大絶賛か???か。やはりこの建物も何か世界に向けてメッセージを発信してるんでしょうか。

     
ARK1



ARK2



ARK3



ARK4



ARK5

     
個人的には全く理解できない建物なのですが、80年代前半はそれまでの建物の常識に
疑念を持った建築家が、新たな表現の可能性に挑戦を始めた時代でした。

良しも悪しもその先駆者の1人が高松さんだったことには、間違いはありません。
あの穴の中は一体どうなってるんでしょうね。宇宙人の虫歯治療でもしてるんでしょうか??

高松さんは、島根県出身で京都大学の教授です。山陰や京都には、目を丸くさせるような
驚きの建築がありますので、又たくさん探しに行きたいと思います。


     
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★No.7  「JR京都駅」

所在地:京都市下京区   設計:原広司/原広司+アトリエφ建築研究所  竣工 1997年。

   
すっかり、日も暮れてしまった夜の京都駅です・・・・

設計は、「原広司」さん(東京大学名誉教授)です。鉄道駅舎としては、異例の国際設計コンペで
安藤・黒川他外国人を含む複数の建築家の中から、原さんの設計案が採用されました。

高さの抑制、周辺環境との調和、そして古都の玄関口としてふさわしい建物であるか。
今でも賛否両論を巻きおこす京都駅も、竣工から10年の歳月が過ぎました。

   
JR京都駅1



JR京都駅2



JR京都駅3



JR京都駅4



JR京都駅5


10年前の自分は、「何だかんだいっても格好ええ建物やん」と思ってました。
しかし、時が経つほどこの駅が「果たして京都の雰囲気に合ってるのか?」と考えさせられます。

仮に、この建物が京都の玄関らしく和風建築だったと考えた場合、果たして格好いい建物に
なっていたでしょうか。

和風建築は小じんまりしているからこそ趣があるもので、景観ばかりに着目していると
逆に中途半端なお城みたいなものができていたような気さえします。

ということは、やっぱりこの京都駅が正解か。さすが原広司って天才やな~!!
でもやっぱりオブジェのようなこの建物ってどうなんやろ??・・・どこまでいっても答えは出ません(^_^;)

でも、そうやって今でもいろいろと考えさせるところが、きっと名建築なのだと思います。


    
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★No.5  「京セラ本社ビル」

所在地:京都市伏見区  設計:黒川紀章/黒川紀章建築都市設計事務所  竣工 1998年。


京都も黒川建築は少ないです。その中で、一番大きなものはこのビルです。
地上20階建て、屋上と南面に大きなソーラーパネルが設置されているのが特徴です。

敷地内には公園も設置され、環境や景観に配慮をしたというメッセージ性の強いビルです。
黒川さんは、創業者稲盛氏の出身地鹿児島で「ホテル京セラ」の設計もされているようで、
京セラお気に入りの建築家なのかも知れません。


京セラ1



京セラ2



京セラ3



京セラ4



京セラ5

   
あまりにオーソドックスな事務所ビルだけに、「どこが黒川紀章?」って感じですね。
唯一、入口の車寄せのシャープな部分だけがそれっぽいです。
中にはもっと特徴的な所はあるのかも知れませんが訪れた日は、残念ながら休みでした。

ビルの1階と2階がそれぞれ、美術館とセラミック館になっているようで
いずれも入館無料のようでした。また機会があればぜひ行って見たいものです。

「派手さはないですが、実は黒川紀章が設計しているビル」と覚えておいて下さい(笑)

          
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★No.3  「綾部工業団地交流プラザ」

所在地:京都府綾部市  設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所  竣工 1995年。

    
ありますあります、さすが有名建築家。こんな田舎にも、安藤建築は存在します。
京都府北部の工業団地内にある企業同士の研究・交流をする施設です。

斜面に建物を埋め込むように建っていて、周囲も回遊式の公園になっています。
私が行った時は、天気は良かったのですが残念ながら休館日でした。

     
綾部工業団地1



綾部工業団地2



綾部工業団地3



綾部工業団地4



綾部工業団地5



写真ではあまりわかりませんが、近くで見ると打ちっ放しの汚れやヒビが目立ちました。
これは、この建物にかかわらず経年していくコンクリート建築の1つのテーマなんでしょうね。

しかし、休みとは・・・・中はちょっと見てみたかったですね(-_-;)
最後の写真は男子トイレから見ました。建物の一番上の開いている部分の下は公衆トイレです。

まあ、遠くないのでまた寄ってみることにします。
段差になった池は、とってもいい感じですし、気持ちよく清掃も行き届いてました。

安藤建築は、ひとまず終わりにしたいと思いますが、やはり関西出身の方なので
安藤さんの作品は今後もたくさん紹介する事になると思います。

   
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★No.2  「TIME'S」 

所在地:京都市中京区  設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所  竣工 1984年。

   
高瀬川沿いに建つ商業施設。京都を代表する安藤建築です。
水面と建物の距離がとても近く、高瀬川との一体感が素晴らしい名建築です。

私が大学生の頃は、この界隈で一番輝いていた建物です。
今の新築ではほとんど見ませんが、当時の商業建築に流行したコンクリートブロックも
時の流れと共に、とてもいい感じに落ち着いています。

    
TIMES 1



TIMES 2



TIMES 3



TIMES 4



TIMES 5

     
しかし、何と空きテナントの多いこと・・・・2/3は空いてるでしょうか(T_T)
迷路みたいになっていて建築的には面白いのですが、結果的にあまり商業向きではないようです。

ただ、1つだけ元気なお店を見つけました。
復刻モデルをだして一躍脚光を浴びるようになった靴の「オニツカタイガー」です。
商業建築としてのこの建物の運命は、やはり元気なテナントに託されています。

頑張れオニツカタイガー!!(笑)

 
    
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