所在地:東京都台東区 設計:ル・コルビュジェ/Le Corbusier 竣工 1959年。
国内で唯一「ル・コルビジェ」が設計した建物で、上野公園内にある美術館です。
川崎造船社長であった松方幸次郎氏がヨーロッパで収集した美術品のコレクションを
フランス政府から日本に返還される際、受け皿として造られた施設です。
薄緑色をした外観は、いたって簡素なものですがピロティや直線の自由な組み合わせが美しい
「見れば見るほど味のある」建築です。
この建物、基本設計はコルビジェですが、実施設計は前川國男・坂倉準三・吉阪隆正の
弟子御三家で造られ、前川國男さんが後に増築などを手掛けられています。
元々は上野公園全体を包み込むほど大きな構想だったそうですが、美術品の保存目的のみに
注視したことからコルビジェ案の大半は実現されなかったと言われています。
閉館20分前、何とか見ることができました(汗)










外から建物を見る限りあまりオーラを感じませんが、中に入るとしっとりと薄暗い独特の
空気感があります。内部は撮影禁止でしたが廊下から見えた中庭が(これはコルビジェの
建物に多い屋上庭園?でしょうか)圧巻でした。
さりげなく現れる洗練されたオーラが凄いと感じました。ちょっとコルビジェフィルターが
掛かり過ぎでしょうか(汗)
ちょうどコルビジェ建築を世界遺産にしようという運動の真っ最中で、公園内には多くの
のぼりが立っていました。結果は見送りということでしたが「モダニズム建築の巨匠」が
さらに脚光を浴びるのも時間の問題だと思います。
※建築主・建物管理者の方々へ
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