主に関西地方の建築物や有名建築家の建物を紹介するブログです。

2010年7月アーカイブ

★No.142  「東京中央郵便局」

所在地:東京都千代田区   設計:吉田鉄郎/逓信省営繕課   竣工 1931年。

     
東京駅を出発しようとした時、解体が始まっているビルを目前にしました。
これも名建築の1つで、以前紹介した「大阪中央郵便局」よりもさらに古く、昭和6年に
建築された日本の初期モダニズム建築で、「吉田鉄郎」さんの設計です。

こちらの郵便局も地味ですが、当時の日本の流れを継承したシンプルで飽きのこない
デザインが特徴的です。郵政民営化と東京駅周辺の再開発の波に飲まれ、この建物を残した
状態で上部を高層化するという建て替えが現在進められています。
             
東京中央郵便局 1



東京中央郵便局  2



東京中央郵便局  3



東京中央郵便局  4



東京中央郵便局  5



東京中央郵便局  6



東京中央郵便局  7 

   
シンボルである時計の針も外され、裏側にまわると想像よりも多く壊されていました。
東京駅が「創業当時に復元」という形をとり、周辺景観を維持するためにはこの郵便局も
簡単には壊せなかっただろうというのは理解できます。

一方で大阪中央郵便局は、およそ1年前に移転して以来そのままの状態。
東京と違って、周辺は新規の高層ビルだらけ。こちらの方がむしろ心配です。
一等地ならではの問題は、我々が想像するよりもはるかに難しいことなんでしょうね。


              
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現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持っていただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
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★No.141  「東京中央停車場 東京駅」

所在地:東京都千代田区  設計:辰野金吾/辰野建築事務所  竣工 1914年。

   
さて、今回からしばらく東京建築を紹介していきたいと思います。私は東京でおよそ5年間
サラリーマンをしておりましたが、当時は働きアリのように全てを仕事に捧げていました。
建築に携わる仕事をしながら、東京建築を見る心の余裕などどこにもなかったです。

そんな当時の後ろめたい気持ちを察したかのように、東京出張の予定が入りました。
東京建築探訪に与えられた時間はわずか1日。どこまで見ることができるのか??
紙切れ1枚とカメラを片手に朝8時の東京駅です。

設計はもちろん、明治の建築王「辰野金吾」さん。旅情をかきたてられる赤レンガ建築ですが、
もともと丸の内口というのは皇室専用出入口でありました。

             
東京駅 1



東京駅 2



東京駅 3



東京駅 4



東京駅 5



東京駅 6



東京駅 7



東京駅 8



東京駅 9


東京駅は現在開業当時の原型に戻す復原工事を行っています。昭和20年の東京大空襲で
駅舎は一度焼けてしまい、創建当時にあった3階建ての円筒形のドームが、終戦後2階建ての
角形ドームに変更されたのが現在の東京駅の姿です。
 
写真は、およそ1年前の東京駅ですが、復原工事は現在もっと進んでいると思われます。
2012年には、新しい東京駅がお目見えということでまた東京の新名所となることでしょう。

品川に駅ができてから、全く東京駅まで行くことがなくなりましたが、「丸ビル」をはじめとする
高層ビル群に囲まれていてビックリするほど変わっていました(驚)
おのぼりさんには、時間がないので足早に次へ行ってみることにします(汗)

       
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★No.140  「一六茶寮」

所在地:愛媛県松山市  設計:中村好文+レミングハウス  竣工 2008年。

     
愛媛建築もひとまずここまでということで、最後は道後温泉本館前にある銘菓「一六タルト」の
店舗&カフェで、「中村好文」さんの設計です。

1枚目の写真の手前が店舗で、奥がカフェです。わずかな情報を頼りに見に行ったので、
どこまでが中村さんの設計なのか良くわかりませんが、奥のカフェは間違いないと思います。

店舗上部のスリットは正面から見ると何も見えないのですが、斜めから見ると一六タルトが
浮かんで見えます。とても面白いのですが、このベタな部分も中村さんの設計なんでしょうか??

        
一六茶寮 1


   
一六茶寮 2


   
一六茶寮 3


   
一六茶寮 4


   
一六茶寮 5


   
一六茶寮 6


   
一六茶寮 7


   
一六茶寮 8


   
一六茶寮 9


   
一六茶寮 10

         
アーケード側からカフェに入り2階へ登ると、伊丹十三記念館で見た黒い焼板を基調とした
展示スペースが現れます。これを見ると中村さんの設計だということが確信に変わります。
窓側を見るとしっかりと切り取られた道後温泉本館の借景・・・見事です。

借景を独り占めしながら団子を頂きました。座ったときに見た窓の高さや大きさが絶妙です。
あとは、階段手すりの握り心地と1階にあった一六タルトテーブルが印象的でした。
さりげないところにある、さりげないこだわり。このカフェ1つ見てもいろんなことを考えさせられます。


                    
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