主に関西地方の建築物や有名建築家の建物を紹介するブログです。

2010年6月アーカイブ

★No.139  「ミウラート・ヴィレッジ」

所在地:愛媛県松山市  設計:長谷川逸子/長谷川逸子建築計画工房  竣工 1998年。

     
約2年ぶり「長谷川逸子」さんの建築紹介で、松山市の郊外にある小さな美術館です。
島田紳助がCM出演している"オイラはボイラ、ミウラのボイラ"(これって全国区?)でおなじみの
ボイラメーカー三浦工業の本社敷地内に建っています。

三浦工業の創業者・三浦保氏の陶板画をメインに、それに共感する作家の陶板画などが
展示された建物全体がとてもアートな空間です。
三浦氏の陶板画のことをミウラ+アート=ミウラートと呼ぶことからこの名称になったようです。

         
ミウラートヴィレッジ 1


   
ミウラートヴィレッジ 2


   
ミウラートヴィレッジ 3


   
ミウラートヴィレッジ 4


   
ミウラートヴィレッジ 5


   
ミウラートヴィレッジ 6


   
ミウラートヴィレッジ 7


   
ミウラートヴィレッジ 8


   
ミウラートヴィレッジ 9


   
ミウラートヴィレッジ 10  

   
建物は不等辺四角形をベースにデザインされたという斬新なフォルムです。下部はピロティに
なっていて、くねくねとしたベンチのような彫刻がとてもいい感じです。

青いタイル部分の陶板画は、長谷川さん自らが手がけたものだそうです。写真にある赤い離れは、
一体何なんでしょう?(手洗い場??)・・面白いです。
しかし、会社の敷地内に美術館を造ってしまうという創業者の美術愛に脱帽です。

前回紹介した「菅井内科」も同じく松山市。長谷川さんの建築はやはり関西に暮らしていては、
なかなかお目にはかかれません(汗)

          
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現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持っていただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
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★No.138  「坂の上の雲ミュージアム」

所在地:愛媛県松山市  設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所   竣工 2006年。

   
先週の「情熱大陸」は安藤忠雄さんでしたが、面白かったですね。東大卒の新人さんが、
建築現場で職人さんと共に働いている姿がとても印象的でした。

そんな安藤建築を愛媛からということで、松山城のふもとにある美術館です。司馬遼太郎の
小説「坂の上の雲」をテーマにしており、主人公である正岡子規、秋山好古・真之兄弟が
松山出身ということでここに建設されました。

2つの三角形を重ね合わせた建物は、通りから見える城山の緑をさえぎらないように造られ、
ガラスのカーテンウォールには、城山の緑が映し出されるよう周囲の自然環境に配慮されています。

         
坂の上の雲ミュージアム 1



坂の上の雲ミュージアム 2



坂の上の雲ミュージアム 3



坂の上の雲ミュージアム 4



坂の上の雲ミュージアム 5



坂の上の雲ミュージアム 6



坂の上の雲ミュージアム 7



坂の上の雲ミュージアム 8



坂の上の雲ミュージアム 9



坂の上の雲ミュージアム 10


三角形の形状の建物を登って行くと展示スペースが次々と現れてきます。私は小説の内容に
ついては何にも知りませんが、上へと導くスロープはまさに坂の上を目指しているようでした(笑)
エントランスの上部を横断するコンクリート階段の凸凹感がとても斬新です。

しかし、広い日本どこに行っても安藤建築に出会うことができますね。改めて日本を代表する
建築家だということを再認識させられます。
このコーナーにもまだまだ安藤建築が足りないことを痛感しております(汗)


          
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★No.137  「今治市市庁舎他」

所在地:愛媛県今治市  設計:丹下健三/丹下健三・都市・建築研究所  竣工 1958年。

     
タオルの町今治市にある市庁舎・公会堂・市民会館で、3つの建物が同じ敷地の中にあり、
あの「丹下健三」さんの建物を3つ同時に拝めてしまうという魅惑のスポットです(笑)

大阪生まれの丹下さんですが、少年時代を今治で過ごしたということで愛媛をはじめとして
四国には今でも多くの丹下建築が存在しています。

3棟共、コンクリート建築で時代の趣を感じます。竣工して50年程経ちますが近代建築らしく
それぞれの素材とボリュームが生み出す緊張感がストレートに伝わってきてよい感じです。

   
「市庁舎全景」 
    
今治市市庁舎他 1

       
「以下3枚、今治市市庁舎」

         
今治市市庁舎他 2

       

    
今治市市庁舎他 3


今治市市庁舎他 4

   
「以下3枚、今治市公会堂」

   
今治市市庁舎他 5



今治市市庁舎他 6



今治市市庁舎他 7

   
「以下3枚、今治市民会館」

    
今治市市庁舎他 8



今治市市庁舎他 9



今治市市庁舎他 10

  
以前、紹介した旧香川県庁と同年の竣工です。この1960年前後というのは、日本の庁舎建築の
建設ラッシュだったともいわれ、確かにこの時代の丹下建築の庁舎は多いと思います。

この建物は、市民会館の大庇から市庁舎の高層建築まで時代の変遷を楽しむことが出来ます。
ちなみに当時の丹下事務所の担当スタッフは、あの磯崎新さんだったとのことです・・・

今治は、このように丹下健三の影響も大きく今後は建築をテーマに観光客誘致を目指しています。
あの伊東豊雄が設計する日本初の建築に特化した美術館(2011年完成予定)も出来ると言うことで
建築ファンは今後今治から目が離せません。

                
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