主に関西地方の建築物や有名建築家の建物を紹介するブログです。

2010年2月アーカイブ

★No.127  「子午線ライン明石船客ターミナル」

所在地:兵庫県明石市   設計:岸和郎/Waro Kish + K.ASSOCIATES   竣工 2003年     
   
本州と淡路島を結ぶ連絡船のターミナルです。「明石⇔淡路」と言われて真っ先に
思い浮かぶのは「たこフェリー」ですが、こちらは淡路島の岩屋までをわずか13分で結ぶ
高速船「淡路ジェノバライン」の待合所になります。

設計は、「岸和郎」さんです。直線が多くスッキリとした建物の多い京都を代表する建築家です。
外観は紺色のガルバリウム鋼板でシンプルにまとまっていますが、中に入ると明石の街に
ふさわしい空間が待っていました。

    
明石船客ターミナル 1



明石船客ターミナル 2



明石船客ターミナル 3



明石船客ターミナル 4



明石船客ターミナル 5



明石船客ターミナル 6



明石船客ターミナル 7



明石船客ターミナル 8



明石船客ターミナル 9


天井にある十字のスリットから、落ちてくる光が印象的です。
光のスリットは子午線のライン(南北)と日時計(東西)の役割を果たしています。
天井が少しR状になっているのは、明石にある時計台をイメージしているそうです。

建物の正面は、後付の看板とペイントでかなり残念な感じでお見せできません(汗)
岸さんの建築は、個人住宅などが多くあまり紹介できませんが公共建築を紹介する
機会ができて良かったです。

しかし、明石大橋の下に2社の客船が走っていたとは知りませんでした。何かと船会社には
逆風続きの環境ですが、ナイトクルーズなど独自の手法で頑張っておられるようなので
陰ながら応援したいものです。

            
※建築主・建物管理者の方々へ

現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持っていただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
写真・コメント掲載には十分配慮しているつもりですが、万一内容に問題がある場合は、
メールにてご連絡下さい。すぐに掲載内容の変更や削除の対応をさせていただきます。

         

| コメント(0)

★No.126  「西脇市立古窯陶芸館」

所在地:兵庫県西脇市   設計:渡辺豊和/渡辺豊和建築工房  竣工 1982年。

     
西脇市の住宅街の中にある平安時代の古い窯跡を保存した施設です。
山の斜面に現れた窯跡をそのまま屋根で覆った姿は、シルバーの「前方後円墳」といった感じです。

設計は、「渡辺豊和」さんです。造形的で誰もが驚く建築を作り出す日本のポストモダンを
代表する建築家です。1980年代前半にできたこの建物は関西の、いや日本の中でも
かなり前の方を走っていた「前衛建築」だと思われます。

    
古窯陶芸館 1


   
古窯陶芸館 2


   
古窯陶芸館 3


   
古窯陶芸館 4


   
古窯陶芸館 5


   
古窯陶芸館 6


   
古窯陶芸館 7


    
古窯陶芸館 8


冬枯れの景色に曇り空、おまけに定休日まで重なり、見学にはふさわしくない日でした。
どちらかというとドーム状の内部を見たかったのですが、次の楽しみということにしておきます(汗)

渡辺さんの代表建築と言えば、間違いなく「秋田市体育館」でしょう。
透明でピュアなものに対するアンチテーゼが造形に表れています。凄い気合です(笑)
数は多くないですが渡辺さんのびっくり建築をまた改めて紹介したいものです!!

西脇市は、磯崎新、毛綱毅曠、渡辺豊和・・・とかなり異色な公共建築が多いです。
これってやっぱり、横尾忠則さんの影響なんでしょうか???


            
※建築主・建物管理者の方々へ

現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持っていただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
写真・コメント掲載には十分配慮しているつもりですが、万一内容に問題がある場合は、
メールにてご連絡下さい。すぐに掲載内容の変更や削除の対応をさせていただきます。

         

| コメント(0)

★No.125  「伊藤清永美術館」

所在地:兵庫県豊岡市   設計:宮脇檀/宮脇檀建築研究室  竣工 1989年。

     
出石町出身の洋画家伊藤清永さんからの作品寄贈を受け、研究と顕彰を目的として
建てられた美術館で、「宮脇檀」さんの設計です。

古い町並みと緑の多い周囲の景観にマッチした瓦屋根の落ち着いた外観ですが、
コンクリートにガラスブロック、鉄板などの素材が積極的に使われています。

よ~く見ると派手にも見える。でも、存在感がありながら決して目立つことはない。
そういう部分には細心の注意が払われているんでしょう。見事に街に溶け込んでいます。

   
伊藤清永美術館 1



伊藤清永美術館 2



伊藤清永美術館 3



伊藤清永美術館 4


伊藤清永美術館 5


伊藤清永美術館 6


伊藤清永美術館 7



伊藤清永美術館 8


1990年前後に多かったコンクリート壁の建物は、重厚で寒々しい感じになりそうなのですが、
エントランスの柱や木製の建具がそうならないよう温かみを与えている感じです。

レンズのようなガラスブロックもなかなかの存在感です。大きな瓦屋根の一部がガラス瓦が
なっていたような。ちょっと記憶が曖昧ですが・・・

街の景観は、「公共物」。改めて宮脇さんの功績は出石の町にとって大きなものだったと思います。
こちらでの紹介は、前回同様「いるか→宮脇」という流れになりました(笑)

               
※建築主・建物管理者の方々へ

現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持っていただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
写真・コメント掲載には十分配慮しているつもりですが、万一内容に問題がある場合は、
メールにてご連絡下さい。すぐに掲載内容の変更や削除の対応をさせていただきます。

         

| コメント(0)

2012年2月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29