アクセスカウンター たてもんめぐり: 2010年1月アーカイブ
たてもんめぐり
主に関西の建築や有名建築家の建物を紹介するブログです。

2010年1月アーカイブ

★No.124  「出石町ひぼこホール」

所在地:兵庫県豊岡市  設計:重村力+Team ZOO いるか設計集団 竣工 1992年。

     
次は出石町から「弘道小学校」に続く第2弾、大小2つのホールとギャラリーからなる
複合文化会館で、「いるか設計集団」の設計です。

外観からして何とも面白げでかわいらしい風貌です。建物名称の「ひぼこ」とは、
播磨の国で豊作の神と伝えられる「アメノヒボコ」から取られています。

そんな神話の残る地域の文化活動の拠点として、この建物には古墳,矛,盾,舟などを
イメージさせる要素がたくさん詰められています。

    
出石ひぼこホール 1



出石ひぼこホール 2



出石ひぼこホール 3



出石ひぼこホール 4



出石ひぼこホール 5



出石ひぼこホール 6



出石ひぼこホール 7



出石ひぼこホール 8



出石ひぼこホール 9


キノコのような多面体ホール、槍の刃先のように伸びるピロティの屋根、まるで手のように
曲線的なホワイエの大柱など古代の力強いイメージを何ともコミカルに柔らかく表現して
いるなという印象です。

「田舎らしい」「出石らしい」というのがストレートに伝わってくる感じでいいですね。
外観の白は出石焼きとちりめんの白を基調としているそうです。

team ZOOの地方建築には、独特の「味」があります。
「ぞうさん」もいいですが「いるかさん」もやっぱりいいですね(笑)

             
※建築主・建物管理者の方々へ

現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持っていただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
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★No.123  「但馬国府・国分寺館」

所在地:兵庫県豊岡市  設計:栗生明+栗生総合計画事務所  竣工 2005年。

  
次は、豊岡市日高町にある歴史博物館で「栗生明」さんの設計です。
同じく栗生さんが設計した「植村直己冒険館」の数キロ手前(豊岡市側)にある建物です。

「国分寺」ということは、古代但馬の中心地。遺跡に隣接する形で作られたというこの施設は
多くの出土品が展示され、但馬の歴史を学ぶことができます。

4つ並んだ黒い箱がガラスでくっついた感じがちょっと普通じゃないと気になっていましたが、
車を停めて足を運んでみることにしました。

  
但馬国府・国分寺館 1



但馬国府・国分寺館 2



但馬国府・国分寺館 3



但馬国府・国分寺館 4



但馬国府・国分寺館 5



但馬国府・国分寺館 6



但馬国府・国分寺館 7



但馬国府・国分寺館 8

  
私は全く誰が設計した建物か知らずに行ったのですが、最後の写真のアプローチの切り口を
見て栗生さんの設計だと確信しました(笑)

前庭の砂利敷が凄い広さです。「国分寺館のホームページ」には建物の空撮が載ってるのですが、
それを見ていると、この砂利敷が池のように見えてきて驚きです!

黒箱の展示ブースには中庭があり、自然光を取り入れた気持ちの良い鑑賞スペースです。
しかし来客は私1人・・・逆に緊張して落ち着いて見れませんでした(汗)
いろんな企画・展示・学習の場として、普段はもっと賑わっているものだと願っております。


                 
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★No.122  「弥栄町国保病院 医師住宅」

所在地:京都府京丹後市  設計:若林広幸/若林広幸建築研究所  竣工 不明。


続いても京丹後市からで、これはかなりのマイナー建築です・・・が見たことある方には
相当インパクトの強い建物だと思います。

旧弥栄町の街中から少し外れた高台に建つ「医師住宅と看護婦寮」です。
車を運転していても「あれ、何?」と思わせる建物ですが、私も初めて近づいて見てきました。

設計はあの「若林広幸」さんで、竣工年も不明ですが若林さん全盛の時代の頃だろうと
想像はつくので、恐らく1990年~1995年くらいではないかと推測します。

  
弥栄病院 医師住宅 1


   
弥栄病院 医師住宅 2


   
弥栄病院 医師住宅 3


   
弥栄病院 医師住宅 4


   
弥栄病院 医師住宅 5


    
弥栄病院 医師住宅 6


    
弥栄病院 医師住宅 7


一見イタリアにありそうな豪華ホテルのようです。立派な医療従事者を田舎に迎え入れる
ためには、いい住まいを提供することが必要な時代だったのでは・・・と想像がつきます。

当時は、フィリップ・スタルク「アサヒビール吾妻橋ビル」やアルド・ロッシ「ホテル イル・パラッツォ」など
外国人設計者のバブリー建築が全盛の時代でした。

この建物も同じような臭いがしたのでひょっとして「外国人の設計?」とも思いましたが、
そこはさすが若林さん!当時流行の壷はキッチリ押さえられてます。

この住宅の他現在の弥栄病院の方にも若林さんが設計された部分があります。
京都は若林建築の宝庫ですね!こんなところで会えるとは思っても見なかったです(笑)


                    
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★No.121  「宇川温泉 よし野の里」

所在地:京都府京丹後市   設計:象設計集団(ぞうせっけいしゅうだん)  竣工 2001年。

     
あけましておめでとうございます。「たてもんめぐり 3年目」に突入いたしました。
少し間隔が空いてしまいましたが、本年も「年60作」目指して頑張りたいと思います。

新年は、久しぶりに「北近畿ローカル建築」からいきたいと思います。
京都府北端(旧丹後町)にある日帰り温泉と宿泊施設で「象設計集団」の設計です。

海を望む高台にあり、木を多用した漁師町を思わせる落ち着いた外観はさすがという感じです。
何といっても浴室からの眺望が美しいです。(写真はありませんが・・・)
まだ行ったことない方は、是非一度行ってみて下さい。オススメです。

        
宇川温泉 よし野の里 1


   
宇川温泉 よし野の里 2


   
宇川温泉 よし野の里 3


   
宇川温泉 よし野の里 4


   
宇川温泉 よし野の里 5


   
宇川温泉 よし野の里 6


   
宇川温泉 よし野の里 7


   
宇川温泉 よし野の里 8


    
宇川温泉 よし野の里 9

   
「自然木づくし」の温泉で、とてもリッチな気分が味わえます。浴室は海側と山側の2種類が
あり、海側は沈む夕日を眺めることもできます。

「風景に馴染む形でありながら個性的なところ」に象設計集団の建築らしさが滲み出ています。
個人的にはここで紹介した「神鍋湯の森 ゆとろぎ」よりもこっちの方が断然好きです(笑)

私も2回しか行ったことないのですが、いずれも日帰り。隣にある宿泊施設もいい感じです。
一度は泊まってみたいのですが、「近そうで遠い」のが丹後ですよね・・・・
宿泊されたことのある方おられたら、ぜひ感想聞かせてください!!


                   
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