アクセスカウンター たてもんめぐり: 2009年12月アーカイブ
たてもんめぐり
主に関西の建築や有名建築家の建物を紹介するブログです。

2009年12月アーカイブ

★No.120  「京料理 魚棚」

所在地:京都市中京区   設計:永山祐子/永山祐子建築設計  竣工 2007年。

修学旅行の生徒さんで賑わう観光商店街「新京極」から少し路地を入ったところにある
割烹料理店で、ルイヴィトン京都大丸店で紹介した新進女性建築家「永山祐子」さんが
ファサード設計をされています。

4階建てテナントビルの1~2階にあるカーテンのようは意匠が永山さんが手掛けたもの
だと思われます。鎖と言うのか、金属メッシュと言うほうがよいのか硬質な素材を使いながら、
とても柔らかい印象で、京料理店らしい「幽玄の美」といった感じです。

     
魚棚 1



魚棚 2



魚棚 3



魚棚 4



魚棚 5



魚棚 6



魚棚 7


この鎖、近くで見れば見るほど不思議な感じです。あまりジロジロ見てると怪しいので・・・(笑)
足早に帰りました。人通りも多く雑然としたロケーションなのですが、この「金属カーテン」が
都会の喧騒、雑踏を見事に打ち消していると言った感じです。

このお店は元々卸売市場で鮮魚仲卸商をされてたそうで、品のよい素材で新しい京料理を
リーズナブルに提供されているなので、今度はお客さんとしてこのお店の夜の雰囲気を
味わってみたいと思いました。

永山さん最近雑誌などでもよく見かけるようになってきました。もう売れっ子ですね。
中村拓志さん、藤本壮介さん、石上純也さん辺りと新時代を作っていくのではないでしょうか。

                
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★No.119  「京都造形芸術大学 至誠館」

所在地:京都市左京区   設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所   竣工 2008年。


白川通りに面した京都造形芸術大学の新校舎で「隈研吾」さんの設計です。
敷地全体が急な斜面になっていて、大学の顔ともいえる大階段を上ると右側に見えてきます。

1階がピロティになっている為、建物は宙に浮いた「黒い船」といった感じです。
そして芸大ということも意識してるのか、ブランドショップのような多面体の斬新なフォルムです。

隈さんと言えば「繊細で軽やかなルーバー」という印象ですが、この建物のルーバーは石で
できています。これっていいのかな?悪いのかな??・・・かなり微妙(笑)

    
至誠館 1



至誠館 2



至誠館 3



至誠館 4



至誠館 5



至誠館 6



至誠館 7



至誠館 8

  
階段に突き刺さったような大きな木が印象的です。そして屋上に登るとさすが高台!!
京都の眺望を独り占めできるとても気持ちのいい庭園です。

主に講義室と食堂からある校舎ですが、学園祭の準備時期のようで学生さんも多く
大きな創作物を作っておられたのであまり中まで見ることができませんでした。
しかし廊下や食堂の照明など簡素ながら、かわいいものが沢山ありました。

やはり普通の大学にない個性的な校舎で、隈さんの設計が似合ってるという気がします。
ただ、あの石のルーバーは・・・無くてもいいような気がしました(汗)

            
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★No.118  「パシフィーク心斎橋」

所在地:大阪市中央区   設計:みかんぐみ  竣工 2007年。


心斎橋大丸とそごうの間の道を東へ。雑居ビルや古い民家の多い東心斎橋にある
6階建ての商業ビルで「みかんぐみ」の設計です。

雑然とした場所に突然あらわれるシンプルな白い箱。意外とインパクトがあります。
写真が好きな人ならご存知でしょうが、ここは「カメラのナニワ」の跡地です。

カメラのナニワは地下1階に入り、1階はスノーボードの有名ショップ「バートン」。
2階以上は飲食店やカラオケ店など、幅広い年齢層がどんな時間でも十分に楽しめる
この界隈らしいランドマークに生まれ変わっています。

          
パシフィーク心斎橋 1



パシフィーク心斎橋 2



パシフィーク心斎橋 3



パシフィーク心斎橋 4



パシフィーク心斎橋 5



パシフィーク心斎橋 6



パシフィーク心斎橋 7


建築的には、エントランス付近から見る「斜め大吹き抜け」が特徴的です。
建物の正面が北向きなので暗さを解消することと、テナントビルとして上層階で奥の店舗の
価値を上げることを考えて光の入れ方が工夫されているそうです。

個人的には、地下1階に潜りこんでしまった「カメラのナニワ」の姿が寂しかったです。
いろんな商材を揃えるのに足しげく通ったのに、実はこんなビルに変わっていたことさえ
最近知りました・・・大阪商人「ナニワ」には、本当に頑張って欲しい!!

「みかんぐみ」の建物は斬新でスッキリしたものが多く、メキメキ頭角を表してきましたね。
最近はイベントスペースやアート系のプロジェクトから公共施設や住宅までユニットらしい
幅広い活躍を見せています。

                
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