所在地:大阪府吹田市 設計:前川國男/前川國男建築設計事務所 竣工 1969年。
大阪万博で日本鉄鋼連盟が出展したパビリオンで、「前川國男」さんの設計です。
万博の施設としては、唯一現存する建物です。というのも鉄鋼館は、閉幕後多目的ホールや
音楽堂として利用されることを前提に本格的に建築されていたからです。
しかし巨額の維持費や舞台装置の複雑さなどから、公共施設として利用されることはなく
倉庫やゴミ置場といった状態が続いていました。
私も廃墟と化した鉄鋼館を一目見ておこうと行ったつもりでしたが・・・何と一転再生に向けた
改修や活用が始まっていて驚きでした!!
ちょうど秋の連休だったので、1970年の大阪万博を振り返る「マニアエキスポ」というものを
開催していて多くの家族連れで賑わっていました。








鉄骨でできたホワイエにツタの生い茂ったコンクリートなど今でもいい感じのモダン建築です。
万博当時は「スペース・シアター」と呼ばれ、最新鋭の設備でコンサートやレーザー光線による
演出が披露されたそうです。
しかし、シンボル「太陽の塔」と比べて知名度も低く再活用も難しいと思われていましたが、
万博40周年の2010年3月「万博資料館」として生まれ変わるそうです。
「高度成長や、未来に夢があった昭和の世相も織り込み、万博の興奮をよみがえらせたい」
ということで大変嬉しいことですね。人身事故以降、活気を失ってしまったエキスポランドや
万博公園の新たな起爆剤になることを願ってます。
※建築主・建物管理者の方々へ
現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持って
いただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
写真・コメント掲載には十分配慮しているつもりですが、万一内容に問題がある場合は、
メールにてご連絡下さい。すぐに掲載内容の変更や削除の対応をさせていただきます。

コメントする