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たてもんめぐり
主に関西の建築や有名建築家の建物を紹介するブログです。

2009年7月アーカイブ

★No.100  「光の教会・日曜学校」

所在地:大阪府茨木市  設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所   竣工 1989年。

       
祝100回!!パチパチパチ(^。^)・・・(誰もしないので自分で拍手)
1回、50回、100回、節目はいつも安藤建築です。ルールなのです(笑)

私の中でこの「光の教会」が今まで見た建築見学で、一番感動した建物です。
それは雑誌なんかで見る「カッコイイ」とか「洗練された」というありきたりの言葉ではなくて、
実際に足を運んでみると、この建物が包まれている「愛」に感動するのです。

今回は100回記念なので写真をたくさん貼り付けてみます。
数枚の写真でしかこの建物を知らない人も、是非楽しんで見て下さい。

見学には事前に電話連絡が必要で、平日でもOKなのですが建物の良さを知るためには
断然日曜日の礼拝に参加することをオススメいたします。

   
光の教会 1


    
光の教会 2


   
光の教会 3



光の教会 4



光の教会 5



光の教会 6



光の教会 7



光の教会 8



光の教会 9



光の教会 10



光の教会 11



光の教会 12



光の教会 13



光の教会 14



光の教会 15



光の教会 16



光の教会 17



光の教会 18



光の教会 19



光の教会 20

   
「百聞は一見にしかず」なのですがこの教会は、多くの信者さんやボランティアの方々に
よって支えられているということを肌で感じとることができます。

礼拝当日も、私のような建築見学の外国人や学生さんもたくさん来られていましたが
皆様嫌な顔1つせず、とても優しく接してくれます。

礼拝が終わると牧師さんが、安藤さんに依頼した経緯や十字架を持たない空間に
するという答えを出すのに2年かかったこと、また資金不足で屋根をつけるお金が
なく、空の下で礼拝しようとしたところ寄付が集まり天井ができたことなどお話をしてくれました。

何でもお金一辺倒の世の中で、人の心が寄り集まって大切に建物が使われている。
それを実感できる素晴らしい建物です。
私の中でひょっとしたら後にも先にもこれ以上ないかも・・・という位良かったです。

ちなみに十字架の光は、建物が南向きということもあり午前中が一番美しいそうです。
建築好きの方、是非一度行って見て下さい!!


                
※建築主・建物管理者の方々へ

現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持っていただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
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★No.99  「近鉄あべの橋ターミナルビル」

所在地:大阪市天王寺区  設計:村野藤吾/村野・森建築事務所  竣工 1988年。


JR天王寺駅の向かい側、近鉄あべの橋駅と近鉄百貨店が入る巨大ターミナルビルです。
「村野藤吾」さんが現在の姿である増改築と改装の設計をしています。

水平方向にずらっと長く続くバルコニーが特徴的で、そこに描かれたぶどうと鳩のレリーフが
派手な装飾ながら落ち着いた雰囲気を醸し出す近代建築です。

このターミナルビルの旧舘半分(1枚目の写真の手前部分)がシーザー・ペリの設計する
ガラスの高層ビルに建て替わります。もう百貨店自体は3月で閉鎖してますので、
おそらく解体の方も進んでいるんじゃないかと思います。


近鉄あべの橋ターミナルビル 1



近鉄あべの橋ターミナルビル 2



近鉄あべの橋ターミナルビル 3



近鉄あべの橋ターミナルビル 4



近鉄あべの橋ターミナルビル 5



近鉄あべの橋ターミナルビル 6



近鉄あべの橋ターミナルビル 7

   
数年後には、この姿からかなりの変貌ぶりが予想されます。
現在の建物自体半分は残るので、この装飾バルコニーと高層ビルをどう一体化するのか??
個人的には、そこもちょっと注目です!!

しかし、話題にもなった新高層ビルは凄いですね。59階建てで高さ300メートルは日本一。
空中庭園のおよそ倍、通天閣だと約3倍の高さ(゜o゜)・・・2014年完成予定だそうです。

バブル期に多額のお金を注ぎ込んだあべの周辺の再開発。
街の再生と近鉄の威信を賭けて新ビルは着々と作られていくことでしょう。

            
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★No.98  「電通関西支社」

所在地:大阪市北区   設計:槇文彦/槇総合計画事務所  竣工 1983年。


堂島のオフィス街に建つ広告代理店「電通」の支店で、槇文彦さん設計です。

建物の3方向が非常に狭い道になっている為、建物と道路の間に広場を作ることで
周囲からの圧迫感を回避させています。

外壁はアルミパネルと窓ガラスが水平にデザインされて、非常にフラットです。
都市の狭小地で比較的大きな事務所ビルを作る模範解答とも言われているそうです。

    
電通ビル 1



電通ビル 2



電通ビル 3



電通ビル 4



電通ビル 5



電通ビル 6


シンプルな水平線の組み合わせが、静かに槇さんらしさを物語ってきます。
1つ言えることは、このビルもう竣工して25年経つのにかなりキレイです。驚きです!!

オフィス街なので近くにはカーテンウォールが多様された築20年前後の建物が多いのですが
明らかにそれよりも美しいです。アルミパネルの経年美は相当のものです。

もう1つ印象的だったのは、建物の周りに昼間からズラっとタクシーが並んでいたこと。
梅田からでも問題なく歩ける距離なのに・・・やっぱり広告会社ってリッチなのかな~(笑)


    
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★No.97  「キューブ南武庫之荘 Ⅲ」

所在地:兵庫県尼崎市   設計:高松伸/高松伸建築設計事務所   竣工 1987年。

         
「デザイナーズマンション」という言葉の先駆け的な存在かもしれません。
不動産会社と建築家のコラボレーションで作られたマンションで「高松伸」さんの設計です。

コンクリート打放しの外観に円形を連続させたデザインや螺旋階段、エントランスの庇など
強烈な装飾で高松ワールド全開です(笑)

20年くらい前は、こういうのがカッコよかったんやな~と懐かしい気持ちになります。
しかし味気ない無機質な箱を彩る高松さんのセンスは天才的です。

     
キューブⅢ 1



キューブⅢ 2



キューブⅢ 3



キューブⅢ 4



キューブⅢ 5



キューブⅢ 6

  
黄色に塗られた装飾は、以前は赤と緑がだったようで最近塗り直されたようです。
1990年前後に高松さんが設計した賃貸マンションは、京阪神を中心に相当な数だと思います。

車で走っていても、「今の高松さん?」と思うものによく遭遇します。
バブルの臭いが漂うそんな時代の面白マンションも数多く紹介できたらと思います。

最後の写真ですが、黄色に塗りなおしたときに建物名称も変わっているようです。
銘板には、「CUBE HEART OF GOLD」。お~黄色だと思いきや実はゴールドだったのか!!

でもこのベタな名前をつけるノリが・・・嫌いではありません(笑)

              
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★No.96  「北野アイビーコート」

所在地:神戸市中央区  設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所   竣工 1980年。

       
ローズガーデン」に続く、レンガ造りの北野安藤建築シリーズです。
不動坂と呼ばれる急な坂道の上部にあり、普通に歩いていると安藤オーラは全くなく(笑)
レンガとコンクリートのとても落ち着いた住宅です。

webなどで調べてみると、「集合住宅・診療所」と明記されてるものが多いのですが、
私が見た感じは「集合住宅・店舗(ギャラリー)」といった感じでした。

沢山の緑に囲まれて暖かい季節だといい雰囲気だったんでしょうが、真冬に見に行って
しまいました。大失敗です・・・

  
北野アイビーコート 1



北野アイビーコート 2



北野アイビーコート 3



北野アイビーコート 4



北野アイビーコート 5


住宅へと続くアプローチがとてもいい感じです。少し痛み始めた赤いレンガと、
ツタのからみ具合がまたいい風合いを出しています。

この建物は、安藤忠雄の北野建築の中ではかなりマイナーな部類だと思います。
ただレンガを使った住宅建築はおそらくこれだけだと思うので早めに紹介しました。

この時も久しぶりに北野へ出かけた訳ですが、やはり最近は店舗も少なくなり
昔ほどの活気がなくなってちょっと寂しい感じでした。

最近は、インフルエンザの風評など何かと神戸の観光地には逆風が強いですが
また活気ある北野に戻ってくれると信じています!


               
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