所在地:兵庫県宝塚市 設計:宮本佳明/宮本佳明建築設計事務所 竣工 1997年。
阪神大震災で全壊判定を受けた住宅で、建築家「宮本佳明」さんの生家です。
「生まれた家を壊すわけにいかない。」という強い思いから、鉄骨を使って見事に補強され
現在は、宮本さんの事務所として使われています。
長屋であったため、長い年月をかけ裁判所に足を運んで調停によってようやく取得され、
建築界では震災後の住宅の在り方を考えさせられる話題作となりました。






ギブスのように建物から突き出した鉄骨が痛々しく感じますが、震災の傷跡をいつまでも
感じさせる強いメッセージ性がこもっています。
小さな家ですが「そこに住む!」ということへの強い執念を感じます。
雑誌に載っていた補強の絵を載せて見ましたが、実際は表現できないほど複雑だそうです。
宮本さんは、この他にも震災からの復興住宅などを多く手掛けられています。
建築家としてのコンセプトがストレートに伝わってくる素晴らしい建物だと思いました。
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