アクセスカウンター たてもんめぐり: 2009年3月アーカイブ
たてもんめぐり
主に関西の建築や有名建築家の建物を紹介するブログです。

2009年3月アーカイブ

★No.82  「南海浜寺公園駅」

所在地:大阪府堺市  設計:辰野金吾/辰野・片岡事務所  竣工 1907年。

  
堺市にある今も現役の明治時代の駅舎で、私鉄最古の駅です。
設計は東京駅の設計でも知られる、明治を代表する建築家「辰野金吾」さんです。

堺市西部にある浜寺の海岸は白砂青松の名勝地として知られ、公園や海水浴場があり
今で言うリゾート地への玄関口としてオシャレな洋風木造建築となりました。

駅前なのにスーパーもコンビニもなく、この界隈は今も懐かしい雰囲気が残っています。

     
南海浜寺公園駅 1


   
南海浜寺公園駅 2


   
南海浜寺公園駅 3


   
南海浜寺公園駅 4


   
南海浜寺公園駅 5


   
南海浜寺公園駅 6


   
南海浜寺公園駅 7


   
南海浜寺公園駅 8

  
記念碑に書いてあるようにハーフティンバー様式を採用している為、柱や梁がそのまま
外部に見えている事で、より情緒があるように見えます。

この近辺は電車の高架工事が進んでいるため、この駅舎の存続も心配だったようですが
無事に保存され今後も活用されるそうです。

改札を出たところから見る柱のシルエットが、額縁のように綺麗でした。
夏は海水浴客で賑わってるんでしょうか?そういえば浜寺公園って昔ジャンボプールと
いうのがありましたよね??(笑)

               
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★No.81  「呉市音戸市民センター」

所在地:広島県呉市   設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所   竣工 2007年。


造船や海軍の街で有名な呉市の南部にある施設で、「隈研吾」さん設計です。
市役所機能に図書館・ホールなど兼ねた町のランドマークです。

一見大型倉庫のように見えますが、近くで見ると屋根は部分的に前に突き出してきて
その屋根は、丸瓦でできたルーバーになっていて建物をとてもシャープに見せます。

大きな建物ですが、木や瓦を使ってそれほど大きく見せないところが凄いのかも。
ウッドデッキにこぼれるルーバー越しの光がなんとも美しかったです。

  
音戸市民センター 1



音戸市民センター 2



音戸市民センター 3



音戸市民センター 4



音戸市民センター 5



音戸市民センター 6



音戸市民センター 7



音戸市民センター 8

   
天井に張り詰められたの白と木目の板が印象的です。大きさも長さもバラバラなのに
何故か綺麗にまとまっています。不思議な感じですね~。

眼前に広がる瀬戸内の景色も美しいものでした。うまく風景に溶け込んでいます。
いくつか隈さんの建物紹介してきましたが、地方建築は初めてかもしれません。

でも、隈さんが売れっ子になる理由が少しわかったような気がしました。
しかし、ここは余りにも遠かった・・・でも満足です(笑)


         
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★No.80  「三原市芸術文化センター」

所在地:広島県三原市   設計:槇文彦/槇総合計画事務所  竣工 2007年。


広島県中部三原市にある劇場・ホールで、「槇文彦」さんの設計です。
「ポポロ(イタリア語で民衆・人々)」という愛称がついています。

シルバーのドームにガラスのホワイエ、ウッドデッキなど重厚な劇場ホールの
イメージとは違いとても軽やかな建物です。

正面にある芝生の公園との調和が良く、ホワイエは日差し一杯でいい感じです。
カフェも併設され、前面は何となく「金沢21世紀美術館」に似た雰囲気です。


三原市文化会館 1



三原市文化会館 2



三原市文化会館 3



三原市文化会館 4



三原市文化会館 5



三原市文化会館 6



三原市文化会館 7

  
中はホワイエとカフェしか行ってませんが、一言でいって「かなりおしゃれ」です。
鮮やかな青と緑がマリメッコの椅子がさらに空間を引き立たせます。

カフェで食事もしました。このランチ、コーヒー付き700円位でした・・・かなりお得(笑)
グランドオープンして間もないだったのでお客さんも一杯でした。

最近の市民ホールの充実ぶりにちょっと驚かされました。
しかし、大型建築ながら槇さんの建物はいつ見てもシンプルでスマートで素敵ですね。

    
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★No.79  「旧香川県庁」

所在地:香川県高松市   設計:丹下健三/丹下健三・都市・建築研究所  竣工 1958年。

  
これは、超有名建築です。広島の平和記念資料館と並び西日本を代表する丹下建築です。
竣工が1950年後半で高度経済成長期における庁舎建築の代表作です。

コンクリートの打ち放しのモダン建築物が世間を驚かせたことでしょう。
日本の伝統である梁を当時の建築技術で限界の細さで表現したと言われています。

2000年に隣に新庁舎(こちらも丹下健三設計)ができたことで、こちらは東館として残され
今でも全国から見学者が訪れるという建物です。

  
旧香川県庁 1



旧香川県庁 2



旧香川県庁 3



旧香川県庁 4



旧香川県庁 5



旧香川県庁 6



旧香川県庁 7



旧香川県庁 8


垂直と水平の積み重ねが美しいですね。柱や梁、バルコニーに日本の伝統を感じさせます。
内観も結構見てみたかったのですが、残念ながら土曜日でお休みでした。

真夏の暑い日でしたが、広々とした1階部分のピロティにはとても涼しい風が吹き込み
読書や休憩をされてる方が多かったです。

コンクリートでありながら和風建築を思わせる丹下オーラたっぷりの素晴らしい建物です。
今度行く機会があれば内部の壁画や家具なども是非見てみたいと思います。

           
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★No.78  「広島市西消防署」

所在地:広島市西区   設計:山本理顕/山本理顕設計工場  竣工 2000年。

  
広島市内にある消防署です。ガラスのルーバーに覆われた外観で中を見通す事ができ、
市民に開かれた親しみやすい消防施設になっています。

受付を済ませば誰でも見学が可能です。という訳で消防署見学に行って参りました(笑)
この消防署は、「開放性」というのが大きなキーワードです。

設計は、「山本理顕」(やまもとりけん)さんです。東京大学原広司研究室の出身で、
先進的デザインで時代をリードするような建築が多く、日本のみならずアジア・ヨーロッパを
股にかける国際的建築家です。

     
広島市西消防署 1


   
広島市西消防署 2


   
広島市西消防署 3


   
広島市西消防署 4


   
広島市西消防署 5


   
広島市西消防署 6


   
広島市西消防署 7


   
広島市西消防署 8


   
広島市西消防署 9

  
中に入ってもまだ外にいるような感じです。内部には、展示ロビーや見学テラスがあり、
運が良ければ綱渡りなど実際の訓練の様子を見る事ができます。

赤いボックスが点在していてデザイン的にも面白いです。ただ、実際に働いている人の
気持ちはどんなものでしょう・・・いつも見られてるようで苦しいかも(笑)

しかし、閉鎖的な公共施設をオープンにしようとするチャレンジ精神を讃えたいと思います。
こんな消防署あってもいいと思いますし、他にないと思います。

山本さんの建築も首都圏に多いのであまり紹介できませんが、有名な建築家ですので
この機会に紹介させていただきました。



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