所在地:兵庫県豊岡市 設計:栗生明+栗生総合計画事務所 竣工 1994年。
日高町出身の世界的冒険家、植村直己さんの功績を伝えるための建物です。
建物自体が周囲の緑に完全に溶け込んでいて、看板がないと入口がわかりません。
設計は、「栗生明」さんです。槇事務所出身の建築家で、ランドスケープを視野に入れた
半地下の建物が多いのが特徴です。
この建物も丘を切り裂くように、クレバス(氷河の裂け目)をイメージした二百メートルの
直線通路が走る半地下構造になっています。
コンクリート壁やガラスを使って雪道・氷壁などがうまく表現してあります。
又、半地下の館内から何気に目に入ってくる山や川の景色が絶妙だと思いました。
この建物は96年に日本建築学会賞を受賞し、公共建築百選にも選ばれている名建築です。
まだ行ってことない方はぜひ一度行って見て下さい。周囲との一体感に脱帽です。
あと、どうして記念館ではなく「冒険館」なのか。それは、植村直己が今もマッキンリーで
冒険を続けているという深い意味が込められているからです。
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