主に関西地方の建築物や有名建築家の建物を紹介するブログです。

2008年8月アーカイブ

★No.47  「ソラリス」

所在地:兵庫県尼崎市   設計:高松伸/高松伸建築設計事務所   竣工 1990年。

    
阪急武庫之荘駅前にある黒御影石の張られたメタリックな建物です。
パチンコ屋さんだと思ってましたが、元は中華レストランだったらしく現在は1階がスーパー、
上階が不動産事務所のテナントになっています。

当時はよく建築雑誌にも載り、若かりし自分が完全に魅了されたロボットデザインです(笑)
しかし、1階のお店と建物は全然あっていません・・・

    
ソラリス1


     
ソラリス2


     
ソラリス3


     
ソラリス4


     
ソラリス5

     
全体的にそれほど大きい建物ではありませんが、左に見えるエレベーター塔や装飾などが
スケールを勘違いさせるような存在感です。

それにしても真ん中の突出した黒御影とメタリック意匠がカッコいいと思いませんか?(笑)
えっ無駄?意味がない??・・・でもこんなデザイン高松伸以外絶対に出来ないよ!!

私がバブル世代だからかな~、若い人が妹島さんやヨコミゾさんの建物みて「素敵だな~」って
思ってるのと同じレベルだと思ってるんですが・・・

      
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★No.46  「ホテルリバティ」

所在地:大阪市淀川区  設計:出江寛/出江建築事務所  竣工 1986年。

     
新御堂筋からよく見える神崎川沿いに建てられたホテルです。
私が知る限り、日本で初めて「新建築」「GA」といった建築雑誌で紹介されたラブホテルだと
記憶していますが、もし間違っていたらごめんなさい・・・

設計は、「出江寛」さんです。現在、JIA(日本建築家協会)会長で大阪では大御所の建築家です。
アルミやステンレスを素材に使った一言で言って「メタリックな」建物が多いです。

     
ホテルリバティ1



ホテルリバティ2



ホテルリバティ3



ホテルリバティ4



ホテルリバティ5



ホテルリバティ6

     
メタリックなアルミの外装と曲線のデザインが独特のファサードです。
ラブホテルなので採光を気にする必要はないのでしょうが、アルミの経年美を称えたい建築です。

私も15年前は、毎日ここの前を通って通勤していた時代がありますが、その当時とほとんど
変わっていないことに改めて驚きました。
1つの建物にオーナーが2人いらっしゃるので、表の裏の入口が違う形をしているということです。

出江さんは、こういった無機質な素材を意欲的に使われる一方、住宅や数奇屋建築なども
数多く手掛けられている大建築家なのであります。

      
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★No.45  「顔の家」

所在地:京都市中京区  設計:山下和正/山下和正建築研究所  竣工 1974年。

     
この建物は、京都市内にあるとてもユニークな住宅です。
私も雑誌やwebでは知ってましたが、一度この目で見たかった知る人ぞ知る建物です。

その名の通り、「顔の家」です。丸窓が目、入口が口、ベランダが右耳、鼻の穴は覗いてみると
空洞でした。鼻は飾りのようであまり機能的な意味はなさそうです。

設計は、「山下和正」さん。申し訳ありませんが全然知りませんでした。
しかし、この方1976年に日本建築学会賞を受賞している大御所建築家でありました・・・

   
顔の家1



顔の家2



顔の家3



顔の家4



顔の家5

   
基本的にお遊び建築だと思うのですが、レトロな雰囲気がたっぷりのいい建物だと思います。
1階は、デザイン事務所のようです。仕事場としてインパクトもあっていいんじゃないでしょうか。

昔からの佇まいの残る通りの真ん中に、突然こういうモノが現れるのが京都の面白いところです。
この顔は、一体誰をイメージして作られたのでしょう。外人?日本人?それとも建築主??・・・

誰がご存知の方がいらっしゃったら、是非教えて下さい(笑)


      
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★No.44  「B-Lock神楽岡」

所在地:京都市左京区  設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所   竣工 1988年。

     
次は、安藤忠雄の小建築です。左京区の京大近くにあるマンションです。
全体がコンクリートブロックで造られ、四角い箱の前に円弧の壁が建っています。

以前紹介した「TIMES」と同じく京都の安藤建築には、コンクリートブロックの建物が多いです。
何故なんでしょう??・・・打ちっ放しより京都の街並みにあっているのかなあ。

     
B-Lock神楽岡1



B-Lock神楽岡2



B-Lock神楽岡3



B-Lock神楽岡4



B-Lock神楽岡5

     
おそらく賃貸のマンションで学生さんが住んでると思うのですが、事務所やアトリエに使うのも
いい建物だと思いました・・・安藤建築にオフィス、いいですね~(笑)

2枚目の写真のお地蔵さんをかわして造られたファサードは、よく出来てるなと思いました。
京都の人は、こういうの動かすという事をかなり敬遠しますからね。

88年竣工ということは、築20年ですか・・とてもそうは思わせない建物ですよ。


     
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★No.43  「シロトピア記念公園 扇観亭」

所在地:兵庫県姫路市  設計:黒川紀章/黒川紀章建築都市設計事務所  竣工 1993年。

    
黒川紀章の小建築です。姫路城の北側の公園にある、トイレと休憩所です。
ガラスの箱とコンクリートの箱が対比するように建っていますが、私が行った時は
残念ながら池の水がなくて、あまり情緒がありませんでした。

ちょうど姫路菓子博の会場設営をやっていたので、それと関係があったのかも知れません。
地元では「2億円トイレ」とささやかれているようです・・・バブル期ですからね~
実際その位かかっていたのかも(^_^;)

   
扇観亭1



扇観亭2



扇観亭3



扇観亭4



扇観亭5



扇観亭6

     
ちょうど休憩所では、地元の方がたくさん集まって将棋をされていました。
この他にもよく学生が勉強しにやってきたりするようで、地域に愛された施設で好感が持てます。
休憩所もトイレも冷暖房完備なんですって・・・やっぱりちょっと贅沢ですね(笑)

あと、姫路の施設というのはどこへ行っても必ず姫路城が見えますね。
ここもガラス越しにしっかりと見ることができます。
今度は池にしっかりと水が入っている日に見学したいものです。

     
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