所在地:京都市西京区 設計:若林広幸/若林広幸建築研究所 竣工 1986年。
洛西の丘の上に2つ並んで建つ建物。国道9号線からも良く見えます。
私はずっとマンションだと思ってました。驚くことに実は老人ホームだったんですね。
設計は、京都が生んだ鬼才。知る人ぞ知る「若林広幸」さんです。
陶磁器メーカー「たち吉」の元デザイナーで、インテリア事務所を経営しながら我流で
建築を学んだという異色の経歴の持ち主です。
一言で言って、「派手な造形で自己主張の強い」建物が多く、特にバブル期の京都では
高松伸と並んで大絶賛された建築家です。
この老人ホームは、若林氏のデビュー作です。
こんな老人ホームにお目にかかるのは、人生最初で最後になると思います(笑)




中では、たくさんのお年寄りが生活されてるんでしょうか。ちょっと想像がつきません。
この建物には、「生のダイナリズム、前向きで積極的なイメージ」がデザインされているようです。
20数年前の老人ホームといえば、恐らく病院の延長線上のようなものしかなかったでしょう。
そういう意味では、けっこう斬新だったのかも知れません。
現在のアットホームな老人ホームとは全く考え方が違いますね。これも時代でしょうか。
そう言えば最近、若林さんのお名前を聞かなくなってきました。お元気されてるんでしょうか。
京都を中心に若林さんが全力で走り続けた軌跡を、これからも紹介できたらと思います。
※建築主・建物管理者の方々へ
現存する名建築や有名建築家の作品を紹介し、1人でも多くの方に建築に興味を持っていただこうという主旨で、このサイトを運営しております。
写真・コメント掲載には十分配慮しているつもりですが、万一内容に問題がある場合は、
メールにてご連絡下さい。すぐに掲載内容の変更や削除の対応をさせていただきます。
写真・コメント掲載には十分配慮しているつもりですが、万一内容に問題がある場合は、
メールにてご連絡下さい。すぐに掲載内容の変更や削除の対応をさせていただきます。

こんなハイカラな老人ホームに住んでいる人の
お顔がみたいです。
きっと変わっておられる方だと思います。
確かに変わった建物ですが、病院直下の経営のようですから
結構安心して生活できるのではないかと思います。
まだ駆け出しの若林さんに老人ホームの設計を依頼する
施主の勇気に脱帽です(笑)