所在地:大阪市中央区 設計:村野藤吾/村野・森建築事務所 竣工 1958年。
ミナミの顔としてすっかり定着した建物です。歌謡ショーなどの大衆演劇の場として親しまれ、
今年で竣工50年という村野氏代表作の1つです。
幾重にも張り出した屋根が特徴的で、桃山時代の唐破風のアレンジしたということですが、
あまりに異色の和風建築に、当時からかなりの賛否両論があったようです。
そんな「新歌舞伎座」ですが、老朽化も進み2010年に上本町に移転が決まっているようで、
一等地だけに解体話もあり、今のうちにと写真におさめておきました。






当時から「観光劇場」と呼ばれ、客席数が3フロアで1600席というのは50年前を考えると
圧巻の収容力であったと思います。
斬新なスタイルと大きさ、そんなド肝を抜くようなモノを造ってしまうのもまた大阪らしいです。
さらにこの建物、何とたった10ヶ月の工期でできているんですって(゜o゜)・・・信じられません。
現在保存運動も行われているようですが・・この建物の行く末は、かなり心配です。
大阪の歴史が詰まった建物のいい活用法を、ぜひ考えてもらいたいものです。
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