所在地:京都市下京区 設計:隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所 竣工 2004年。
妹島和世さんが今一番ホットな女性建築家なら、男性ならこの方「隈研吾」さんです。
バブル期は、ポストモダン派として激しい装飾で世間の目を釘付けにした人ですが、
近年は素材の良さを生かす斬新さが脚光を浴び、日本で一番忙しい建築家かも知れません。
隈さんは「負ける建築」(予算や条件に打ち勝たない)というのが持論です。
あらゆる逆境も味方にして独創性を生み出すところが「隈流」であり、人気の原点なのです。
まさにそんな隈さんを待っていたかのようなビル再生事業です。
昭和13年竣工の旧丸紅ビルは、「烏丸通りの核」として見事にリノベーションされました。





「過去と現在(古今)、2つの重なりを表現したかった」ということで、できるだけ既存ビルを生かし、
低層部に雲をイメージした緑のプリントフイルムを挟み込んだガラスの壁面を採用しています。
このビルを初めて見た時の第一印象は、「うわ~、イマイチ」でした。
「緑の雲=京都の歴史との融合」もピンとこないし、どうもデザインが・・・と思ってましたが、
最近何だかどんどん街になじんできて、とってもよく見えるようになってきました。
これって隈マジック???。いつの間にか、このビル好きになりました(笑)
確かに外観には、賛否両論ありそうですが中は落ち着いていてとてもいい感じです。
「アクタス」などのインテリアショップに、カフェや映画館。オフィス棟には京都のFM「α-station」
もあり、ここはまさに京都の情報発信地でもあります。
世界でも活躍する隈研吾さんですが、残念ながら関西には作品が少ないです。
今ノリにノッている隈さんから、今後も目が離せそうにありません。
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まとめ見、(&正直者)でごめんなさい。
10日遅れのコメントです。
私、今も「イマイチ…」の印象です。
中は好きですよ。床のタイルの古い感じ、直階段、不思議な動線。
完成して間もなく、何も知らずに裏の駐車場から直接入って、出るとき「今古烏丸」の名前を知って納得。
設計者を知ったのは更にそのあとです。
まとめ見、ありがとうございます(^_^)
中は、いい感じですよね。他の商業ビルと比べても
時間軸が違うゆったりした雰囲気です。
外は、確かにビミョ~です(笑)
私も「大好き」とかではなく、「見慣れてきた」と
いうのが正しい解答でしょうか。