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たてもんめぐり
主に関西の建築や有名建築家の建物を紹介するブログです。

2008年2月アーカイブ

所在地:滋賀県大津市   設計:丹下健三・都市・建築設計研究所  竣工 1989年。



東京都庁・赤坂プリンスホテル・フジテレビ本社など数々の有名建築を手がけたてきた
丹下健三さんですが、この方もまた関西には作品が少ないです。

その中の1つが、大津プリンスホテルです。琵琶湖のほとりに建つ半円筒状の高層ビルです。
青いガラス(カーテンウォール)で包まれた軽快な姿は、美しいはずなのですが・・・
今にも雪が降りそうな悪天気の日に行ってしまいました↓



大津プリンスホテル1



大津プリンスホテル2



大津プリンスホテル3



大津プリンスホテル4



大津プリンスホテル5



大津プリンスホテル6



円弧の部分が湖面に面してることもあり、全客室から琵琶湖を望むことができるそうです。
又、低層階にはコンベンションホールがあり、高層棟とは逆に水平を強調したかっこいい建物です。

しかし、写真が冴えません・・・晴天時には、もっといろんな表情をみせるでしょう。
竣工して20年近くなりますが、まだまだ美しい建物で今でも大津の街のシンボルです。

同じく丹下さんが設計した千葉県にある「幕張プリンスホテル」もこれに似て、東京湾の眺望を
意識した超高層ビルになっています。



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所在地:広島市中区   設計:丹下健三・浅田孝・大谷幸夫   竣工 1952年。



前回に続き広島出張時に、平和記念公園資料館へ行きました。

自身小学校以来で、その当時は「怖い」というくらいの印象しかありませんでしたが、
今、改めて行って見ると歴史の重さやこの建物の意義などを強く感じることができます。

設計は、「丹下健三」さんです。日本人で最も早く世界で活躍し認知された方で、
"世界の丹下"と呼ばれる日本建築界の重鎮であります。



平和記念資料館1



平和記念資料館2



平和記念資料館3



平和記念資料館4



平和記念資料館5



平和記念資料館6



ピロティの太い柱が、大きな建物を軽々と持ち上げているようで力強さを感じます。
又、その先には原爆ドームや慰霊碑を見通すことができ、公園全体が戦後広島の
復興のシンボルであったと考えられます。

この作品が事実上、丹下さんのデビュー作となりその後の東京オリンピックで
屋内競技場(現代々木第1体育館)を設計し、その名を世界に広く知らせることになります。

また、黒川紀章など多くの世界的建築家を育成したのも、この方です。
日本の近代建築が世界のトップレベルの地位を築く道を開いたこの方の功績なしに、
日本の建築を語ることはできません。



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所在地:広島市中区  設計:原広司+アトリエφ建築研究所   竣工 2000年。



広島出張の際、原広司さんの学校建築があるということで、早速見てきました。
広島市中心部にある高校で、調べたところによるとかなりの有名進学校のようです。

エスカレーターや巨大な吹き抜けのある校舎に、体育館とをつなぐ巨大ブリッジ。
斬新な設計ではありますが、なんとも贅沢な公立高校です。



基町高校1



基町高校2



基町高校3


基町高校4



基町高校5



基町高校6



学校なので中には入れませんが、入口の吹き抜け部分を見ていると「ミニ京都駅」という感じです。
あとお城の真横に建っているので、京都駅同様の違和感を感じます。

この建物自体を「都市のオブジェ」みたいに考えているんでしょうか??
巨大建築を得意とする原広司の建築は、見たことのないものを見せてくれるので大変面白いです。

あと、原さんは「札幌ドーム」の設計もされています。
野球とサッカーを一緒にしてしまおうみたいな切り口もまた斬新ですよね(笑)



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所在地:大阪市北区   設計:原広司+アトリエφ建築研究所   竣工 1993年。



次はこの建物だと、想像できた方もおられるんじゃないでしょうか(笑)
京都駅によく似てますよね。そうです、同じく原広司さん設計の作品です。

もう今年で15年も経つんですね。しかし「空中庭園」は、今でも他に類を見ない夢のある建築です。
駅から離れたところにポツっと建っていましたが、大阪駅北口の開発も着々と進んでおり
また、空中庭園がクローズアップされる日がやってくること間違いなしです。

何となく、少し若かった頃を思い出して久しぶりに行ってきました!



梅田スカイビル1



梅田スカイビル2



梅田スカイビル3



梅田スカイビル4



梅田スカイビル5



梅田スカイビル6



人は、いつも空へのあこがれとか夢を持って生きてます。そんな夢をカタチにした建物です。
空中庭園に登っていくドキドキ感は、今も昔も変わりませんでした。

ビルが青いガラスでできているのは、そこに白い雲が写りこんだ時、空中庭園が
空の雲と写りこんだ雲に挟まれて、空に浮かんでいるように見せる為だと聞いた事があります。

又この建物は、沢山の緑や水路に囲まれて「都会のオアシス」の役割もしっかりと果たしています。
あと、京都駅に比べて全く違和感がないのは何故なんでしょう。やっぱり、立地かなあ。

これからも「スカイビル」がいつまでも夢のある建物であって欲しいと思います。
ちなみに建築主が、積水ハウスだということを皆さんはご存知でしたか?



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所在地:京都市下京区   設計:原広司+アトリエφ建築研究所    竣工 1997年。



すっかり、日も暮れてしまった夜の京都駅です・・・・

設計は、「原広司」さん(東京大学名誉教授)です。鉄道駅舎としては、異例の国際設計コンペで
安藤・黒川他外国人を含む複数の建築家の中から、原さんの設計案が採用されました。

高さの抑制、周辺環境との調和、そして古都の玄関口としてふさわしい建物であるか。
今でも賛否両論を巻きおこす京都駅も、竣工から10年の歳月が過ぎました。



JR京都駅1



JR京都駅2



JR京都駅3



JR京都駅4



JR京都駅5



10年前の自分は、「何だかんだいっても格好ええ建物やん」と思ってました。
しかし、時が経つほどこの駅が「果たして京都の雰囲気に合ってるのか?」と考えさせられます。

仮に、この建物が京都の玄関らしく和風建築だったと考えた場合、果たして格好いい建物に
なっていたでしょうか。

和風建築は小じんまりしているからこそ趣があるもので、景観ばかりに着目していると
逆に中途半端なお城みたいなものができていたような気さえします。

ということは、やっぱりこの京都駅が正解か。さすが原広司って天才やな~!!
でもやっぱりオブジェのようなこの建物ってどうなんやろ??・・・どこまでいっても答えは出ません(^_^;)

でも、そうやって今でもいろいろと考えさせるところが、きっと名建築なのだと思います。



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